今夜のお家ワイン、インド | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今夜はお家でワイン。


もう暑いので、白を良く冷やして飲むことにする。


セラーをごそごそ探し、一本を取り出した。
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スーラ、ソーヴィニヨン・ブラン、2008年。


三か月前にインドを旅した時に買ってきた、三本の内の一本が残っていた。


スーラ・ヴィンヤーズは、ムンバイから北東に180Kmのナシクにあるワイナリー。


海抜610mの高地にあり、インドにあってもワイン造りに適した気候と土壌に恵まれている。


ワイナリーの歴史は、1997年にソーヴィニヨン・ブランとシュナン・ブランの樹を植えたところから始めリ、2000年がファースト・リリース。


そして、このソーヴィニヨン・ブランがこのワイナリーを有名にした。
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裏ラベルには、ワインの説明が丁寧に書かれている。


ここでインドだけの特徴を発見。


右下のグリーンのマークは、ベジタリアン・マーク。


インドでは、これが付いた食材や料理でないと、ベジタリアンは食べることができないのだ。
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色はペール・イエロー。


香りには白い花やグレープ・フルーツの香りを持つが、口に含むとフルーツの甘みは無く、極めてドライ。


どんな料理にも良く合い、欧州で評価が高いことの理由がわかる気がする。


コストパフォーマンスも良く、品質も高い。


インドのワインは、本当に目が離せない。