スーラ、 レッド・ジンファンデル | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今日はお休み。


そこで、インドで買って帰ったワインを試してみることに。


三本を持ち帰ったが、今夜はスーラのレッド・ジンファンデルを選ぶ。
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スーラ・ヴィンヤードは、インドで最も有名で、世界でも高く評価されているワイン・メーカーである。


白では、シュナン・ブラン、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、赤ではシラーズやカベルネ・シラーズを生産しており、インド訪問の折には良く飲んでいる。


しかし、インドでもジンファンデルは飲んだことが無かった。


それもそのはず、ジンファンデルは年間わずか6,000本しか生産されていないのだ。



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ジンファンデルにわざわざレッドと付けているのは、ジンファンデルのロゼ(ブラッシュともホワイト・ジンファンデルとも言う)も生産しているからだと思う。


ソムリエ・ナイフを持って開けようとしたが、スクリュー・キャップになっていた。


グラスに注ぐと、色はかなり濃く、ダークチェリーのような色合い。


香りはそれほど強くないが、口に含むとかなりスパイシーで、適度な酸味を持つ。


土臭さはないが、タンニンの硬さが際立つ。


アルコール度数は13.5度。


価格を考えると、とてもリーズナブルなワインであるが、スーラにとってはやはりシラーズが本命なのだろうと思う。


フランスのワイナリーとのコラボ・ワインも生産され始めており、インド・ワインがこれからどのように発展していくか、楽しみである。