愛媛県川之江の友人が、素晴らしい日本酒、『梅錦 初搾り 純米生原酒』を送ってくれた。
川之江市は伊予三島市、土居町と合併し、四国中央市となったが、梅錦を語る時は、やはり川之江の酒と言いたい。
川之江と伊予三島は、四国山地の扇状地にできた街であり、豊かな伏流水に恵まれ、製紙業と酒造業が盛んである。
梅錦といえば、吟醸酒では日本を代表する蔵のひとつであり、梅錦で学び、他の蔵で酒を醸造する杜氏の数は多い。
古い歴史ある蔵だが、常に新しいことに挑戦しており、焼酎もビールも生産している。
毎年販売される初搾りは、例年は吟醸酒である。
しかし、2009年11月20日に搾られたこの酒は、今年初めて純米生原酒となった。
醸造米は、愛媛県産の「愛のゆめ」である。
純米生原酒の精米歩合は65%で、アルコール度数は18度。
度数は高いが、原酒特有の甘くもっちゃりとした感触はなく、すっきりとした飲み口の、優しいまろやかな、実に美味い酒に仕上がっている。
梅錦、やはり日本酒好きには目が離せない酒蔵である。
