いよいよバンコクに別れを告げ、インドへの旅に出る。
となると、どうしても食べておきたいものがある。
それは、新鮮な生野菜と牛肉。
どちらもインドでは、特に地方都市では決して食べられず、食べてはいけないものである。
日中の打ち合わせを終えると、ホテルのそばの店に駆け込む。
タイガー・ビアを飲みながら、まずは、海老とフレッシュパパイアのサラダを選ぶ。
注文すると、コックさんが店の前に出てきて、炭火コンロで牛肉を焼き始めた。
見ていると、必要以上に時間を掛けている。
やはり出てきたステーキは焼き過ぎで汁気も飛んでいるが、安全を考えると文句は言えない。
ビールは二本目のシンハ・ビア。
そして仕上げは、やはりライス・ヌードル。
チキンとクリスピー・ガーリックがたっぷり入ったスープヌードルはとても美味い。
空港までの時間を考え、再度タイ古式マッサージとフット・マッサージを一時間ずつ受け、空港に向かう。
コルコタに着くと、列車に乗り継いで目的地に向かう。
寝台車の中は人でいっぱい。
駅に着いても、何の車内アナウンスも無い。
停まるたびに、周りの人に目的地の駅名を叫び、確認する。
目的地に着いた時にはもうへとへと。
3時間半のタイムスケジュールだったが、結局5時間かかって到着。
でも、列車に乗り合わせた人たちはみんな親切で、一人旅の日本人に優しくしてくれた。
と言う訳で、何度来ても慣れないインドに無事到着しました。