再び小倉でワイン | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

またまた小倉にやってきた。

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気の置けない友人と二人での食事。


やっぱり行きつけの店、『きし川』に足が向いてしまう。


実は、友人はお酒があまり飲めない。



そこで、彼のためにビールで乾杯。



彼は、そのビール・ジョッキを後生大事に食事が終わるまで飲むことになる。



ビールのお供は、付け出しのおからの煮物と、『きし川』特製の出汁巻き玉子。ワインは素敵な恋の道しるべ-201002091811000.jpg



卵焼きに大根おろしともろみ味噌を付けて食べる。



私はあっという間にジョッキを飲み干すと、今夜のワインを選ぶ。



和食には相応しくないかもしれないが、今夜は刺身も焼き魚も注文せず、肉料理を中心に食べることにし、サンジョヴェーゼを選ぶ。


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イタリア、アブルッツォ州のテッレ・ディ・キエティの、ファルネーゼ、ドン・カミッロ、サンジョヴェーゼ、2007年。


バリック(小樽)で醸造された、濃い紫色のフルボディ。


とてもリッチで滑らかなボディ。


コスト・パフォーマンス抜群のワインなのです。




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サラダは、鶏のささみと温泉卵のシーザーサラダ。









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そして焼きタラバガニ。


これは最高に美味い。





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肉料理は、本当は牛肉にしたかったのだが、最近牛肉を続けて食べていたので、今夜は鶏肉中心。


華味鶏のネギ味噌焼き。


実は、良いサンジュヴェーゼは味噌料理にも良く合うのです。







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そして仕上げは、大好きなご飯物、穴子のひつまぶし。


そうです、良いサンジョヴェーゼは濃い醤油味の料理にも負けず、お互いを引き立てることができるのです。


今夜は、味噌や醤油といった日本の調味料にワインを合わせてみましたが、大成功。


早速彼女にメールで報告。


お酒に弱い友人には申し訳ないけど、満足できた夜でした。