ホテル・ライフの楽しみのひとつは、スパやフィットネス。
ルネッサンス上海中山公園ホテルは、25階にレセプションがあり、そこから上の階が宿泊フロアーとなっている。
25階でエレベーターを乗り換えるが、宿泊フロアーに行くには部屋のカード・キーを差し込まないと、エレベーターは作動しない。
そして同じビルの12階に、テラ・フィットネス・クラブがある。
このフィットネス・クラブは設備がとても整っているが、それにしても設備過密気味。
ランニング・マシーンだけでも20数台、クライミング・マシンも20数台が隙間なく並んでいる。
筋トレマシーンも足の踏み場が無いほど充実。
人口過密な上海では、フィットネス・クラブの設備も過密でないとやっていけないのだと、勝手に納得してしまいました。
フィットネスで疲れた身体を癒すには、これが一番。
ホテルを出て長安路を渡ると、行きつけのマッサージ店がある。
そのマッサージ店は、このリージェント・プラザの一階にある。
蝶という名前で、入口には日本語表記もあるが、日本語も英語も通じない。
でも、マッサージをしてもらうのに言葉は不要。
どこが疲れているか、どこが痛いか、身振り手振りで意思疎通は可能。
私達のお気に入りは、フット・マッサージ60分と全身マッサージ60分の組合せ。
別々に頼むと合計で168元するところが、コース割引で100元(約1,500円)と、とってもお得。
店内は清潔で、マッサージの技術も高く、上海に来た時には必ず立ち寄っている。
ところで、最近上海の街角で見かけるようになった食べ物がある。
一年前の冬には全く見かけなかったその食べ物は、「おでん」である。
繁華街の至る所に「おでん」の売り場ができており、若い男女が並んで購入している。
ソウルでは「おでん」は冬の屋台の定番として定着している。
ソウルや上海で、紙コップに入れたおでんを若い二人が楽しそうに食べながら歩いている姿を見ると、もう「おでん」は日本だけの食べ物ではなく、東洋の普遍的な食べ物になってきたようだ。
ホテルを見上げると、青いイルミネーションが輝いている。
「今回もお世話になりました。疲れを癒しにまた来るよ」、とそっと呟きました。