「お買い物」はお好きですか?
わたしはとっても大好きです~!
「お買い物がキラい」
っていう方は
あんまりいないんじゃないかな~?と思います。
まあ、「買い物にあんまり時間取られたくない」
っていう人もいらっしゃいますがね・・・
そんな感じでお買い物好きなんですが、
でも
お買い物がすっごくキラいになる時
がありまして、
それは
「手に入れたい、
欲しい、
買いたい!
って思ったものを、
その場ですぐ買えないとき」
なんですね
手持ちのお金では躊躇する金額とか、
自分の収入から考えると
あまりに高価すぎるとかで、
さすがに「えいやー」とは
買えなかったりするときですね。
今回の内容は
けっこうわたしの恥部だなぁ・・・
と思うのですが、
お金をうまく使えない、
「買いたい欲求」や
「お金を使って気持ちよくなる感覚」
をうまく抑えられない、
という悩みがある方にとって
すこしでもご提案になれば~と思って
書いてますキリッ
ちょっと過去バナシになるのですが、
わたし自身は20代前半くらいのときは
軽度の買い物依存症のように
なってたときがありまして、
平日の仕事のストレスを、
休日に買い物で解消するっていう感じでした。
給料が入った週末には
大阪・梅田でショッパーいっぱいに
なんか買って、肩に担いで帰る、
って感じで、お金を使ったりしてました。
そのうち
ちょっとでも「良いな」「欲しいな」
って思ったらお会計するようになって、
当時はどんどんお金を使うハードルが
低くなっていってましたね。
お金の使い方には
その人のメンタル状態や
人間性がよく出てるのかな~
と思うのですが、
わたし自身、
自分自身を深く研究するようになってから、
・思ったこと、やりたい!と思ったことをすぐ行動に移したがる
・すぐに結果・結論を欲しがる
ところがあるっていうことに
気がついたんですね。
自分ではそんなつもりなかったのですが、
ちょっとおっとりしてる人や、
ペース緩めな人からすると、
スピード感あるタイプらしい。
「スピード感」とかいうと
良いように思えるんですが、
まーハッキリ言って
単純に「せっかち」なんです
そのため、
「これがほしい」
↓
「即、手に入れた結果が欲しい」
となるので、
予算オーバーしてたり、
自分の収入から考えるとちょっとイタイな・・・
と思うような金額のものであったとしても、
「ほしい!!」
と強く思うと衝動買いできちゃうんですね。
つまり、
「欲しい」と思ってスグに
「ソレを手に入れた結果」が得られないと
ものすごくフラストレーションがたまってしまう、
ということなんです。
そして、
自分の期待する結果が得られないから
腹が立つし、イラっとするし、
「買い物が楽しくなくなる」のですね
で、「フラストレーションをなんとかしたい」から、
「すぐに期待する結果が欲しい」から、
「お金さえあれば
この不満を解消できるハズだ!!」
ってなって、
「お金が欲しい!お金が欲しい!お金お金お金!」
ってなってました。
そういう悩み・葛藤と向き合うなかで、
「すぐに結果を求める」っていうのは、
こと買い物においては
あんまり良くないんだろうな~と思ったワケなんですね。
(仕事だと良い方向にはたらいたりするんですけどね)
「これがほしい」
↓
「即、手に入れた結果が欲しい」
↓
「手持ちのお金じゃ厳しい!」
(もしくは収入に見合わない価格)
↓
「手に入らない現実に腹が立つ」
↓
「お金さえあればこの問題は解消できる!」
という思考様式では、
そこそこ潤沢にお金があったとしても
もしかしてムリがあるんじゃないか?
続かないんじゃないか?と。
「欲しいと思ったらすぐに手に入れて満足したい」
「お金を出してモノを手に入れて、
わぁ~嬉しい!」
に自分の楽しみがある限り、
お金がたくさんあっても苦しくなるんじゃないかなぁ・・・
と考えたということです。
なぜかというと、
感情というのは生まれては消えていく
生まれては消えていく
生まれては消えていく・・・
っていうのを繰り返してるんですね。
だから怒りの感情がぐわ~っと
沸き上がったたとしても、
それは時間とともに徐々に消えていくし、
(思い出すことはできますけど)
すごくうれしい!!っていう気持ちも
時間とともにす~っと消えていく。
だから、
消費で得た喜びが仮に100あったとしても、
時間がたてば薄れていくから、
「あ~またあの喜びがほしい!」
ってなるっていう、その繰り返しになるんだろうな
って考えたんですね。
そうすると、
「(お金を出して)何かを手に入れる喜びを追い求める」
っていうことをしていると、
こりゃどんなにお金があっても足りんぞ!!
って思いまして。
だから、これをやり続けるのはあんまりよくないんだろうな、
って見直したワケなんですね
(もしかしたら買い物しまくったら
買い物に飽きる日もくるかもしれませんが・・・)
じゃあどうするか、っていう話なんですけど、
この間
POLAのボディシャンプーの記事を書いたんですが、
あれの時ってけっこう化粧品とか日用品とか
身の回りで普段使っているものが
申し合わせたかのように一斉になくなったときで、
なんか色々買わないといけないな~
っていう時期だったんですね。
で、これまで店頭に行って直感で決めたりとか、
それまでの経験で決めたりとかすることが多くて、
あんまりネットで検索して比較検討したりとか、
おすすめを調べたりとか
評判とかクチコミをしつこく調べたりとか
したことなかったんですけど、
今回は買うまでにけっこう時間と思考を
かけてみたんですよ。
情報収集して比較検討して、
っていう感じで買い物してみたんですね。
で、やっぱり最初のうちは
結論・結果がすぐに手に入らないので
欲求不満~になったりもしたんですけど、
意外と調べたりとか検討を積み重ねてると
それはそれで新しい知識も
どんどん増えてなんか楽しいなってなんか思えたんですね。
そのときに
あ、これが「お金を使うプロセスを楽しむ」
っていうことなのかな?
って思ったんですね。
例えば洗剤を買いに行くとして、
洗剤であればなんでもいいわ、
価格が安ければなんでもいいわ、
っていう感じであれば
「はい、洗剤買って終わり」
「洗剤が手に入りました」
っていう結果を得て満足、だと思うんですが、
そうじゃなくて、洗剤を買うにしても、
仮に柔軟剤とかであれば
商品形態だとか、成分とか、
ボトルデザインとか仕上がり感とか、
値段だけではない選択要素も
よくよく見たらあると思うんですね。
そのあたりの要素にも目を配って、
その商品を使うことで
どれだけ自分が価値を得られるのか、
良い効果を得られるのか、
っていうイメージをふくらませて買い物する、
いろいろ商品を眺めながら、
その商品の価値を享受している
自分の姿を思い描いて買い物を楽しむ
っていうのが
お金を使う=楽しい、じゃなくて、
お買い物っていうプロセスを楽しむ
っていうことにつながるのかな~って思ったですね
真偽のほどは分かりませんが、
宝くじで億単位のお金をもらえた人が
結局貯金ゼロになった、
もしくは借金するまでになった、
宝くじでお金があたっても結局財産にはならない、
とかいうハナシあったりして、
これに対して
お金をうまく運用する術を知らなかったからだ、
とか
自分をコントロールできなかったからだ、
とか
お金を持つ器のない人だったからだ、
とかイロイロ言われたりしてますが、
もしも「(お金を出して)何かを手に入れる喜びを追い求める」
でお金を使っていたら、そうもなるよなあ~
って思いますね