ブロンプトンで登山。ヤビツ峠(標高761m)までブロンプトンで登ってから、大山(標高1251.7m)の山頂を目指す。
ヤビツ峠からは徒歩で大山(阿夫利山、雨降山)へ向かい阿夫利神社の本社・奥社に参拝する。大山の山頂はヤビツ峠登山口からわずか距離2.3キロ、標高差490メートルである。比較的ゆるやかなイタツミ尾根を経て一時間少々の登りで結構近いのだ。
帰途、伊勢原方面に下山して、最終目的地まで自走したいので、ブロンプトンを大山ケーブルカー駅まで担いでいく必要がある。(青ルート:ブロンプトン自走、赤ルート:ブロンプトン担ぎ)
こういう時にはキャラダイスのブロンプトンリュックが役に立つ。
ヤビツ峠レストハウスの皆さんにご挨拶したのち、ブロンプトンを担いでレストハウス横から登山道を登り始めた。(動画:ヤビツ峠レストハウス~大山山頂~阿夫利神社下社)
思いの外、良い天気となった。海が見えている。
初夏の気配。あたりに鶯の囀りが響き渡る。中央にヤマツツジの赤。
ブロは背負うと結構重い。トレランのように走って一気に登るわけにはいかない。途中休憩をはさみつつ黙々と進む。
阿夫利神社下社からの登山道(表参道)との合流ポイントまでのたった2キロに1時間もかかってしまった。
ヤビツ峠からの登山道は人もまばらであったが、下社から上社への表参道(岩だらけの急峻な登山道です)は、一体何が起きたのかと驚くほどのスゴイ数の登山者だった。
ブロンプトンは合流ポイントにデポして、山頂/本社までの残り300メートルを身軽になって頂上アタックである。
山頂への最後の階段。
山頂についた。標高1251.7メートルである。晴れていれば湘南や富士山を一望できるらしいのだが、さすが雨降山、本日この時間も雲に覆われて眺望がなかった。
本社と奥社に参拝した後、下山を開始、下社へと続く表参道を下っていく。山岳信仰・修験道の山なので険しく、難所だらけの登山道である。登ってくる人も多い。互いに道を譲りつつ気を付けて降りていく。
夫婦杉が見えてきた。
野生のシカを見かけた。
7丁目ということで、下社はもうすぐだ。ちなみに道のりを示す石柱は28丁目まであり、登山道入り口(登拝門)が1丁目、山頂が28丁目となる。
最後に急な石段を下りると。
阿夫利神社下社である。標高696メートル。こちらにも参拝、家内安全をお願いする。
最後は下社からケーブルカー輪行で麓の大山ケーブルカー駅に到着した。
最後に秘湯で汗を流そう。10キロ先の七沢温泉を目指して走行再開である。
(秘湯編に続く)
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