Garmin Edge 820がリリースされた。買いである。

 

GPSナビはブロンプトンで山奥や秘湯や荒野へ行くために必須である。それでGarmin Edge 705 Team Garmin Edition を8年以上愛用している。その間、私の人生はBromptonとGarmin 705の組み合わせで支えられてきたといっても過言ではない。 

 

705が出たときは誠にインパクト大であった。これで道をロストすることがなくなる!事前にルートを入れておけば、線をなぞっていくだけで目的地に着くことができる。スピードも高度もわかる(高度はやや不正確だが)上に、地図がでる、位置がわかる、ナビができる、ログがとれる。ミラクルである。というわけで当時高価だった705を清水の舞台を跳び下りる心境で思い切って購入した。その後、道に迷うこともなくなり、行動範囲は画期的に広がった。秘湯へ雪山へとかなりの冒険にも踏み切れるようになった。人生バラ色になった。良い買い物であった。

 

その後の8年間、Garmin Edgeは徐々に進化していったが、愛機Edge 705はまだまだ現役で行けた。800、810以降はタッチパネルとなり、ディスプレーが大きくなったが、あまり心動かされなかった。810、1000では無線機能が付いた。スマホとの連携も可能となった。少し心動かされたが、円安環境下では買い替えるほどの価値・性能差を見いだせなかった。

 

一方、サイクルコンピューターGarmin Edge 200の進化形、軽量でカラーディスプレーのGarmin Edge 520(60g)が2015年7月に発売されたのを知り、これで地図が出てナビできたらエエナァ・・・と無理難題っぽい妄想をしていた。そうしたら、先月(2016年7月)ホントにGarmin 820が出てしまった。なんだか、そろそろ出してくると思っていたよ。

 

簡単にいうと、サイコンのガーミン520がサイズそのままでいきなり機能満載のGPSナビ・ガーミン1000になってしまったのである。重量わずか67.7gながら2.3インチのカラータッチスクリーンを備え、地図表示も可能なナビゲーションGPS、スマホと無線連携の機能付き、さらに電池は15時間持続。そして40グラム以上の軽量化とは、自転車軽量化価値(?)でいえば1万円相当である。スゴイ。

 

加えて「GroupTrack機能」という使い方によっては非常に面白い機能が付いた。820のマップ画面に他の820ライダーの位置情報を表示できるのだ。1000とも互換性があるらしい。これで大人数ポタの時に信号待ち等で二グループにわかれてしまっても心配ない。或いは、途中でハードコースと緩やかコースの二組に別れて、あとで合流というパターンも可能となる。楽しそう。



 

ユーザーの使用レポートを待ちたいところだが、間違いなくイケテマス、Garmin Edge 820。

 

 

関連記事:

 

 

Garmin Edge 130 ≪あったらいいな、ブロンプトンアクセサリー≫

Garmin Edge 705 ≪あったらいいな、ブロンプトンアクセサリー≫

BWCへ向けてトレーニング再び ≪セントキルダ・トレーニング≫