ブロンプトンで登山シリーズ。北アルプスの白馬乗鞍岳にブロンプトンを担いで登ってみた。
(乗鞍岳山頂のケルン)
距離 3.3㌔
獲得標高 601㍍
所要時間 2時間57分
9月になった。夏の登山シーズンも間もなく終了だ。
今回もまたムーンライト信州で白馬駅に早朝着、白馬駅から始発バスで栂池高原までやってきた。
7:30AM、動き出した栂池ゴンドラリフトに一番に乗り込む。
途中でロープウェイに乗り換える。
ロープウェイ終点の栂池自然園駅(標高は1,900㍍)に到着した。登山開始だ。ブロンプトン専用リュックで白馬乗鞍岳の山頂までブロンプトンを担ぎ上げるのだ。
質問です。そこまで苦労して担ぎ上げる意味は何でしょうか。体の鍛錬でしょうか、ブログネタのためでしょうか、それとも何か宗教上の理由でしょうか。
標高2,000㍍では青空が優勢だった。この天気が続くことを祈る。
白馬の大雪渓を見下ろすポイントだ。青空、このままモッテクレヨ。
このあたりからキツイ岩場登りが始まった。本日のブロンプトン登山は、中国語で登山を意味する「爬山」(発音:バーシャン、山に這いつくばる)という表現が相応しいようだ。巨大なブロンプトン・リュックを背負って岩にしがみ付いて登っていく私は、他の登山者から一体どのように見られているのであろうか。
約1時間で標高2,180㍍の天狗原についた。平らな湿原地帯にある中間地点で、休憩所となっている。
黒い大きなリュックが岩場を登っていく姿は注目されていたらしい。
天狗原で休憩していた登山者から質問だ。「スミマセン、一体、何を運んでおられるんですか。」 リュックのファスナーを少し開いてサドルを見せて「自転車なんです。」「なるほどなるほど・・・えー!どこで使うんですか。」「蓮華温泉に抜けて、そこから平岩の駅までを考えています。途中、乗れるところがあれば乗ってしまおうと思っていますが。」
本日はS2Lを担いで来ている。思ったより軽い感じだ。懸念していたリュックの安定性もまあまあだ。
湿原をしばらく行くと大岩だらけの急登だ。
随分と登ってきた。先ほど休憩した天狗原は既にはるか彼方だ。さらに雪渓を越えていく。
登り切るとハイマツが茂る平らな山頂地帯に着いた。
ケルンが見えてきた。しかし濃霧になってきた。
ブロンプトンと共に、 あっけなく乗鞍山頂制覇である。
ガスに覆われて残念ながら眺望がきかなかった。本来であれば、小蓮華から白馬にかけての稜線が見える筈なのだが。
さあ、ここからブロンプトンで秘湯へ行こう!
(ブロンプトンで白馬大池へ続く)
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