吉田都さんが〈アンバサダー〉として応援!英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2015年日本公演 | Britain Park  - 英国政府観光庁 -

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 英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルとしてイギリス、そして世界の観客を魅了し、現在もフリーのバレリーナとして国際的な活躍を続ける吉田都さんが、〈英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団(BRB)2015年日本公演アンバサダー〉としてBRB日本公演を応援することとなりました。

BRBの前身であるサドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団でキャリアをスタートした吉田さんによる「ファミリーみたいに温かい、素晴らしいカンパニー」=BRBの魅力が紹介されています。


 © S.Masakawa 

今回日本公演で上演されるピーター・ライト版『白鳥の湖』は、吉田さんにとって特別な、思い出深い作品とのこと。

「実は、最初に主役をいただいた作品がこのライト版『白鳥の湖』なんです。当時の私はまだ20歳の若手、プリンシパルの代役として、2週間という短期間の稽古で舞台にのぞんだのです。ここから全てがスタートした、私の原点ともいえる作品です」

その魅力を、「英国らしい、演劇的要素の強い作品」とたたえます。

「冒頭からサー・ピーターの『白鳥の湖』の世界観に引き込まれます。その自然な展開に、私もオデット/オディールという役柄にすんなり入っていくことができました。サー・ピーターは、この『白鳥の湖』での私を見て、いろいろと主役を踊らせてくれるようになりました。サー・ピーターがいなかったら今の私はなかったでしょう」

ダンサーをいつも温かな目で見守っていたというライト芸術監督のもと、1995年に英国ロイヤル・バレエ団に移籍するまで、プリンシパルとして数々の作品に主演されました。

「カンパニーは1990年にバーミンガムに移るとともに少し規模が拡大され、その後芸術監督もサー・ピーターからデヴィッド(・ビントリー)さんに変わったので、あの独特の、温かな雰囲気は変わっていくんだろうなと思っていました。ところが、2008年の日本公演で久しぶりに客演したら、もう、全く変わっていない(笑)。在籍していた当時の、あのままの雰囲気!それがとても嬉しくて。BRBはツアー・カンパニーで、みんないつも行動をともにしているからでしょうね」

英国ロイヤル・バレエ団とは、姉妹カンパニーともいわれています。

「と同時に、ライバルでもあります。同じレパートリーも持っているけれど、全く違うものもある。私が入団した当時のツアーでは、週の始めに全幕作品、週末は小品を上演、ということが多く、たとえば、ニネット・ド・ヴァロワ、レオニード・マシーンなどの、規模の大きなオペラハウスでは上演しにくい、小振りの劇場に合う小品が上演されているんです。そういえばド・ヴァロワの『チェックメイト』では、現芸術監督のデヴィッドさんがキング役を踊っていて、本当に素晴らしかったのを覚えています!舞台袖から彼を観るのをいつも楽しみにしていました。BRBには、そんなふうに演技に長けた人が多いかもしれません」

ライト版『白鳥の湖』を久しぶりに観ることが出来る、と日本公演に期待を寄せる吉田さん。
「英国ロイヤル・バレエ団と同じ国のカンパニーではあるけれど、ちょっと違ったカラーの、素晴らしいバレエ団。ぜひ皆さんに観ていただきたいですね!」

(テキスト) 加藤智子 フリー・ライター   


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