旅の目的
連日、一人の天才の作品を追っかけています。
チェコのプラハ。
市民会館。ここの市長室を拝見するツアーに参加しました。
観光の目玉であるお城も百塔も後回し。
教会のステンドグラス、市長室のしつらえ、ミュージアム、今だからこそのエキシビション。
絵だけでなく、家具、テキスタイル、工芸品、インテリアコーディネーション。ひたすら作品を見て、感じて。アルフォンス・ミュシャ(チェコではムハ)の人間性が、厚みをもって迫ってきます。
そして、プラハという町は古い芸術様式が入り混じって、その中にアールヌーボーがあしらわれ、なんとも華やかで魅力的です。
思い通りにならない旅
さて、ソロ旅。
荷物を運ぶのは自分。だから、交通の便のいい宿を選びたいし、きれいじゃなくてはダメ。
実は、出発前にホテルが決まり切っていなくて(うっかりというか、トラブルがあって、ドキドキの出発。
でも、出国したら落ち着きました。
こういうの初めてじゃないし、
若いころは普通にできていたし。
違うのはソロ旅だというだけ。
無理せず、自分を信じて行動しようと思ったのです。
トラブルが楽しみの始まり
人が住む町に行くのですもの。
コミュニケーションをとれば(実はそれが問題で、日本語どころか英語が通じにくい)何とかなる。筆談でも、身振り手振りだっていいんです。
ということで、旅の始まり。
ホテルは、ベストではないですが、ベターな選択ができたと思います。
トラブルが縁で、素敵なルームメイトができました。大学の先生で、魅力的な人でおしゃべりの楽しかったです。
そして、プラハを堪能したら、このあと、田舎旅が始まります。旅のメインはこれからなんです。