無頼庵の独り言

無頼庵の独り言

無法でないが頼りない。気まぐれに思いつくまま綴ります。ボディジャム、時代小説、囲碁、川柳、家族、仕事、・・・

第一話 仕掛け蔵

 「じゃあ、やっぱり金蔵には何かの仕掛けがあった・・・・・・」(35頁より抜粋)

 ※仕掛けを逆に利用するのは、さすがだ。

 

第二話 札付き

 「彦市ちゃん、札付きになっているそうなんです」(95頁より抜粋)

 

第三話 拐かす

  「私がを喜助を拐かしてしまうかもしれないと思ったんです‥ ‥ ‥」(244頁より抜粋)

 ※タイトルの文言は随所にあったが、これだと思った。

 

第四話 妖怪の首

   「はねる上前は、妖怪を取る悪党の薄汚い首も一緒だ」(279頁より抜粋)

 

※繰り返す文が多いが、それが情景をイメージさせるテクニックなのだと思う。

 

 

 

 

 

 を

・・・

 

※タイトルの問いかけを本全体で応えている。

この本は、ほぼ日刊イトイ新聞で知った。

ここには面白いことが沢山載っている。

昨日は、”ほぼ日のアースボール”を買ってしまった。

価値感の異なる妻に、こっぴどく叱られた。

ネパールの連載も面白い。

矢沢永吉との対談も面白い。

 

話を戻すが、私は絵本の様なスケールではないが、生きる理由をこう考えるようになった。

それは、受け容れることを学ぶためだと。

その教材は、人間関係だ。

でも、この本を読むと、そんなことはどうでも良いことだ。

生きているだけで、良いのだから。

それにつけても、田島氏の絵は素晴らしい。

                          2019年6月11日

〈更新1〉

みんな生きることで、

年とっていく宇宙の

役に立っているんだ。(41頁より抜粋)

 

※孫に読んで欲しいので、読み直してみた。

全く新鮮だった。

 

 生きることで小さな秩序を作り出し、

 宇宙から秩序がなくなっているのを助けている。

 

すべてを抜粋したい。

 

 

・・・

 

※14歳からのニュートン超絵解本シリーズの一つということで、読んでみた。

かつて、科学誌のニュートンを読んでいたので、分かりやすいと期待した。

しかし、少年の頭脳では納得するのかも知れないが、多少はかじった理論であり、根本的に解明されていないこともあるからなのか、納得できない記述が多いと思った。

非常に残念だ。

特に、光子や電子の波と粒子の性格を兼ね備えることの説明にオセロの白黒の裏表と図説していたのはいただけない。

他にも、引力をブーメランのやり取りと図解していたのも納得できない。ブーメランは何になぞらえたのだろうか?

とにかく、明確になっていないことを中途半端に図解していることが問題だ。

文章であれば、読者がそれぞれにイメージするが、そこには責任がない。

しかし、図解は本当に分かっていて、且つ、誰もが納得できるイメージが描かれていなければならない。

量子論をテーマにしたのは、十年早いと思う。

 

 

※なんと、ニュートン編集部からは量子論の本が10冊以上出ている!!!!