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頑張ろう

words.

Happy Holy Night


本当の意味もたいして分かっていないけど
朝起きたときに枕元に置かれていたプレゼント
疑うこともなく ただ嬉しかったという記憶
かすかに残るそれが今もこの時期になるとよみがえるんだ

信じていられたときは ただただ楽しくて
眠い目をこすって起きようとしても寝てしまってたけど
いい子になろうと 瞳を輝かせていた

いつかわかることだけれど
その時が来るまでは信じていてもいいと思う
その時が来るまでは信じさせてあげようと思う
そのころの記憶がきっと人を優しくさせるから

いつの日か大人になって 何もないただの冬の一日になるとしても
浮かれた街あかりと音楽に記憶を傾けて
少しだけでも取り戻せたらそれでいいさ

いつの日か子供が生まれて あたたかくみんなで過ごす日が来たのなら
僕がしてもらったようなクリスマスにしよう
君も大きくなったらしてあげてほしいから

そうやってつながっていくこの夜を
聖なる夜と呼ぼう
本当の意味なんてわからなくたっていいさ
幸せがそこにあるから

words.



『月が眠りに沈む頃』



音もなく舞い落ちる葉 

冷たくなり始めた11月の風


数えきれないほどの日々が過ぎても

細かいことは忘れてしまっていても

この感覚だけは思い出してしまう


前を見ても何も見えなかった時

不安と焦りと情けない自分への苛立ち

何一つ良いことなんてなかった

眠れない夜はいつも月が眠りにつく頃に目を閉じた



朝の空が薄雲で白い

結露が浮き始める11月の朝


何度も繰り返される日々には薄れず

君の声はずっと遠くなっていくけど

この感情だけは思い出してしまう


後ろを振り返れば何も残ってなくて

自分の居場所が無い気がして涙した

何一つ夢も見ることができなかった

今日も気づけばこんな時間に窓の外を見ている


月が眠りに沈む頃



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