今回の教科書検定で中学の技術・家庭の教科書の中に、
家族や家庭生活を考えるために掲載された部分で
面白いものがあったようです。
調べてみよう
下の例を参考にして、まんがやドラマの中の家族について、
人数や形、家族の関係、生活のしかたなどを調べ、
話し合ってみよう。
■サザエさん一家
波平 フネ マスオ サザエ カツオ ワカメ タラオ
■ドラえもん一家
玉子(のび太母) のび助(のび太父) のび太 ドラえもん
オット!上を見て分かるように
サザエさん一家の中に我らが猫のタマが入っていない・・・
検定前は、タマは入ってたらしいんだけど、
それに対して文部省からマッタ!が出たという。
まぁまぁ、
サザエさんだけだったら、
見過ごされていたのかもしれないけど、
同時にドラえもんが記載されていることで違和感が生まれくる。
ネコ型ロボットはOKなのか?
しかも
ドラえもんは確かに主役だけど、
のび太家にとっては居候の身となります。
自然と
ドラえもんがよくて、なぜタマが駄目なんだ?
ドラえもんがよかったら、タマもいいじゃないのか?
となりますよね。
文部省の規定でそうなったというのだけど、
よく分からない。
調べてみよう
教科書検定の家族についての部分で
なぜタマが外されてドラえもんはよかったのか。
話し合ってみよう。
これを中学生に議論させたほうが、
よっぽど面白くて、いい教材になりそうです。
でも、
教科書通りに『サザエさん』をそのまま調べて話し合うというのも
それはそれで奥深い議論になると思われます。
そういえば
俺はマス夫さんって婿養子と思っていたけど、
フグ田と磯野で名字が違うから、実は同居なんですよね。
いわば二世帯住宅ということになる。
マス夫と波平の関係に焦点を当てると面白い議論になりそうです。
ドラえもんについても、
のび助があまり登場しないこともあって存在の薄い父、
そして怒っているイメージの強い母。
カカア天下を思わせるその家族は
調べれば調べるほど、深く考えれば考えるほど、
夢イッパイのドラえもんが
どんどん現実味を帯びてきます。。。
ちなみに、この家族についての部分には
ドラマ『キッズウォー』の家族構成も書かれていた。
■キッズウォー
大介は健一、里香、浩を連れて、春子は茜を連れて再婚しました。
(シリーズ3より)
ドラマは見たことはないけど、
この家族構成を中学生に議論させるって言うのはスゴ過ぎます!
確かに今はイロイロな家族の形はあるけど、
この家族構成に至る過程には様々な男と女の問題、
そして人生が詰まっているわけで・・・
このキッズウォーについては削除はされず、
そのまま掲載されるようです。
しかし
学校で議論の対象にするのは
なかなか微妙な問題だと思う。
当然、自分の家庭環境というものが
議論の中に入ってくると思われます。
授業でこういった議題を取り上げて、
家庭というものを改めて見直せる可能性がある反面、
子供にとっても踏み込まれたくない部分に踏み込まれる
可能性がある。
しかも、この時期はけっこう反抗期の年代だったりする。
この部分を授業で取り上げるなら、
議論を導く教師の力量によって
その意味合いが大きく違ってくるような気がします。