観念から離れるほとんどの初心者は、未熟、不足というのを自覚して始めます。プロも、秀でた人ほど、ここに入るときは白紙で臨みます。頭を切って体でスタートしようとします。 しかし、こういう人たちのうち、頭で考えたことばや人のことばのやり取りが、どんなにしても何ともならないのがわかることは難しいです。ことばの世界は、観念の世界ですから、それが歪んでいるのなら、早くそこから脱しなければいけないのです。