自省、自覚もし、自分の判断や感覚が正しかったのなら、これまでに初心者は脱して、声は使えていたはずです。なのに、そうした自覚がないものです。 ここが声の特殊なところです。習わなくても充分に声の力を宿している人はたくさんいるのです。 つまり、少なくとも、声に関しては、判断、感覚が正しくなく、うまく使えずに生きてきたということです。ならば、そこを自覚して、これまでの判断や考え方を一時、封印しないと、ステップアップしないのです。