隙ねえな!『ドント・ブリーズ』 | ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

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脚本家、演出家であるブラジリィー・アン・山田の活動日記です。主に、カレーや映画や変なグルメや宣伝のことを書いております。

 

ドント・ブリーズ (字幕版)

 

2度目なんですが、『ドント・ブリーズ』。

1回目もめちゃめちゃ面白かったけど、2回目もびっくりするほど面白かった。

 

初めて見たときは、中盤からの胸糞展開にドン引きしちゃったけど、

それを知った上で見ると、前半の展開も腑に落ちまくりで、隙ねえな!と思いました。

 

どんなお話かというと、

若者3人組が盲目の老人の家に強盗に入ったら、その老人がスーパー老人だった!

一言でいうと、こんな感じですが、シンプルに一言で言えるのが、この映画の凄み。

 

 

《ややネタバレ》

 

 

老人は泥棒1名を撃退したのち、さらなる侵入者を入れないように戸締りをしっかりするんだけど(異常なまでに)、それが他の泥棒を閉じ込める結果になるという構造に唸る。なんで老人が厳重に戸締りするのかも、その動機が一本筋が通っていることが中盤わかる。

脱いだ靴で他に侵入者がいる!とわかるのには、唸ったねー。

 

中盤、老人かっけー!ドロボーたちをやっつけろ!と応援しているところで、

ちょうどいいタイミングでおもいっきし梯子を外されます。

初めて見た時は気持ちが追いつかないぐらいショックだったけけど、

2度目は、ドロボーチームの穏健派の男の子といっしょに、

やめとけ!もうやめとけって!って、必死になって説得している自分がいました。

 

40分過ぎあたりから一瞬も目が離せない展開が続きます。

これはパニックサスペンス映画の金字塔じゃねえか。監督天才。

 

 

 

なーーーーんで、2はあんなになっちゃったかな。