先日のタイ旅行中でもそうでしたが、最近インバウンドで外国人が多いためなのか、街中でタトゥーを入れている人をよく見かけます。日本人でも若い世代ではSNS等でたまに見かけます。ファッションの一部として、自分を表現する手段として、タトゥーは昔に比べてずっと身近なものになったのでしょう。
でも、古い人間である自分は「タトゥーって簡単に入れていいのかな」って思います。一度入れたタトゥーを後から「やっぱり消したい!」と思っても、それが想像以上に大変なことだからです。しかも、最近特に若い世代や、軽い気持ちでタトゥーを入れた人の間で、後悔してタトゥーを消すというケースが増えているそうです。でも、なぜ後悔するんでしょうか?
よくある理由としては、「就職活動で不利になった」、「温泉やプールに入れなくて困る」、「親や周りの目が気になる」、「デザインに飽きてしまった」など、様々だそうです。
タトゥーは、一度入れたら簡単に消せるものではありません。レーザー治療や切除手術など、専門のクリニックで時間と費用をかけて治療する必要があります。
タトゥーを入れる時も痛いと聞きますが、実は、消す時の痛みはそれ以上だと言われています。レーザー治療は、タトゥーのインクに強力な光を当てて破壊するのですが、ゴムでパチンと弾かれるような痛みや熱い油をかけられるような痛みと表現する人もいるほどです。
しかも、1回の治療で完全に消えるわけではありません。タトゥーの色や大きさ、深さによって個人差はありますが、複数回、場合によっては1年以上通い続ける必要があります。治療費も数十万円から、場合によっては100万円以上かかることもあるのだそう。ちょっとした気持ちで入れたタトゥーが、後から時間もお金も、そして痛みも伴う大きな負担になってしまうのです。
タトゥーは、確かに個性を表現する素晴らしい方法かもしれません。しかし、その”一生モノ”の決断が、将来の自分を縛ってしまう可能性もはらんでいます。もしもタトゥーを入れることを考えているなら、その一時の感情だけでなく、数年後、数十年後の自分のライフスタイルまで、じっくりと考える時間を持たないといけませんね。
タトゥーを消すのは本当に大変なことです。もしもタトゥーを検討している人がいたら、この現実をそっと教えてあげて、一緒に考えてあげてくださいね。
