成長する人の特徴 | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

弊社は今年56期目に入りました。そして100年続く企業を目指しています。その目標を達成するために弊社では“人財育成”を会社の最も重要な責務としています。これは社内でも社外にも宣言していて、試行錯誤しながら色々と取り組んで来ています。しかし、最近は人財育成ほど難しいことはないと感じています。

 

それは育成する側の問題や課題も多々あることは否めませんが、育成される側の問題や資質によっても進捗や達成度が大きく変わると思います。これまでの経験で成長する人となかなか成長できない人の違いが見えてきました。

 

まず成長する人はその姿勢が大きく違います。自分の成長のために貪欲で何でも学ぼうとする姿勢が見えるのです。そしていつでも謙虚です。これは共通しています。自分に対して決しておごらず、誰からでも学んでいます。

 

次に成長する人はとてもポジティブで失敗を恐れません。これってとても重要です。成長する人はとても前向きで、いつでも何かにチャレンジしています。もちろん誰でも失敗は嫌ですが、あたかも失敗が成長のチャンスだと知っているかの様です。基本的に人は失敗しないと成長はできないのです。こういう人はたくさんの失敗を通して多くの経験をして成長しているのです。

 

これはとても難しいことですが、成長する人は目標を持って行動しています。小さな目標を設定して、それに向けて努力し続けることが出来ます。そして途中で諦めません。毎日小さな努力を続けることで、結果的に大きな成長に繋がっています。地道に続けることがとても重要なのです。

 

最期に、成長する人は人間関係を大切にしていると思います。周りの人との良い関係を築くことで、成長が加速されています。お互いに認め合い共に成長することで、より大きな成果を得ることができるのです。これは弊社の経営理念にも明記されていることです。

 

これまで弊社で著しい成長をして活躍している人に、学歴は関係ありませんでした。ただ、学歴がある人の方が、学業である程度実績を達成してきたので成長しやすいかも知れません。でも、やはり基本的にはその人の考え方が大きく成長を変えています。また、頭の良い(勉強が出来る)ことと社会で活躍する人財になることは別です。これも面白い事実です。

 

人は誰でも成長したい生き物だと考えています。だからみんなにチャンスを与えたい、そう考えこれからも弊社では人財育成に取り組んで行きます。

寿司の握り方を教える人のイラスト