インドに行っていました3 | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

前回食べ物について紹介し始めましたので、今回はインド料理について紹介したいと思います。食べ物って生きて行くのに本当に大切ですよね。また、今回は食べ物もその土地の風土や気候、生活習慣に密接に関わっているのだとつくづく思い知らされました。

 

インド料理は基本的にスパイシーです。香辛料がたっぷり使われています。これは暑い国では気候的に香辛料を育てるのに向いていることはもちろんですが、食品の保存や薬としても使われていたとのことです。その昔コショウは金と同じ価値で取引されていたとも聞きますので、香辛料たっぷりな料理は何とも贅沢なものだったのでしょう

 

インド料理で特に美味しかったのはビリヤニです。これはインド風スパーシー炊き込みご飯と言ったところでしょうか。やっぱりお米がいいですね。ただ、日本のお米とはだいぶ異なります。長粒米と言うのでしょうか。とても長いお米の粒が特徴的でした。あとで調べましたがバスマティ米と言うそうです。

 

カレー類も美味しかったですね。特に美味しかったのがバターチキンカレーです。その他、ホウレン草カレーや豆カレーも美味しかったです。辛さはマイルドで頼んだので、一口目からすごく辛いと言うことはありませんでしたが、食べ進めるうちに汗をかき始めます。やはり唐辛子以外の香辛料がボディーブローのように効いてくるのです。

 

日本ではインドカレーを「ナン」で食べることが多いのですが、本場では生地を発酵させないで焼いた「チャパティ」で食べることが多いそうです。確かに美味しいのですが、自分はやはりお米と一緒に食べたいですね。

 

それから食べ方です。インド人は古来から右手で食事をします。素手です。「手で食べた方が美味しいよ」と言われましたが、自分はなかなか慣れませんね。やはりスプーンとフォークを使ってしまいました。でも現地の人たちは皆上手に、カレーにしてもビリヤニにしても、右手を使って食べていました。そして左手は不浄の手と言われており、食べ物を食べるだけでなく、握手や物を渡すときは必ず右手を使うそうです。それは左手は排便の処理に使うからです。そんな手で食べるなんてと思いましたが、良く考えると自分たちもおにぎりやお寿司を手で食べることがあるので、ちょっとした違いなのかなとも思いました。

 

飲み物ですが、有名なのはチャイですね。これは日本でも飲んだことがありますが、本場はもっとスパイシーでした。そしてかなり甘くして飲みます。その方が合うからですね。でも砂糖抜きでも普通に頼めます。ラッシーも美味しかったです。マンゴーラッシーやバナナラッシーなど色々な味があって、そして体に優しい味でした。それからスイカジュースが美味しかったです。インドでは年中スイカを食べることができるのですが、同じスイカを大量に消費する中国でもスイカジュースは見かけませんでした。

 

インドのお酒事情ですが、あまりイメージが無かったのですが、インドはビールをたくさん飲みます。一番はキングフィッシャーと言うブランドですが、クラフトビールもたくさんあります。ホテルに併設しているバーでマイクロブリュワリーと言ってクラフトビールを作っていたりもします。今インドではクラフトビールが流行りなのだそうです。また、ウイスキーも良く飲みます。インド産のウイスキーがたくさんあるのには驚きました。

 

インドネタは非常に豊富です。さらに次回へ続きます。