インドに行っていました2 | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

今回のインドはほぼ予備知識ゼロで訪問したので、後からなるほどと思うことがたくさんありました。

 

まず、インドの基本情報ですが、人口は世界一で14億強です。ある人は14.7億と言い、他の人は14.5億と言います。おそらく実際の正確な統計データはないのでしょう。それくらい人がたくさんいます。それを肌で感じます。実際に街中を行くととにかく人が多いです。どこからこんなに人が出てくるんだろうと思います。特に旧市街地やスラム街みたいなところは完全にカオスでした。少しでも分かりやすく言うと、年末のアメ横の様な状態でしょうか。とにかく人、人、人、人口世界一は伊達ではありません。そして若い人がとても多いです。平均年齢は25歳くらいだと言うので驚きです。これからどんどん成長していく下地があるのは間違いないですね。しかし、平均寿命は何と55歳なのだそう。それは、人口の40%以上いる貧困層は栄養や衛生的な問題で長生きできないからです。逆に富裕層はちゃんと健康診断を受け、栄養や健康に気を使い80歳、90歳生きる人も多くいます。

 

公用語はヒンズー語の様ですが、英語も第2公用語として使用されているようです。なので、今回色々な現地の方々と話しましたが、皆さんとても英語を流暢に話していました。しかし、インド訛りの英語はとても聞き取りづらく、何ども聞き返してしまいました。後で現地インド人ガイド聞いた話ですが、英語を話せる人はちゃんとした教育を受けた人で全体の5%もいないとのことでした。インドは義務教育がないので、貧富の差による学歴の差が非常に大きいです。ただ、人口の母数が多いのでトップ数%がちゃんとした教育を受けていれば、その数はかなりの数になることは間違いないです。

 

インドの食べ物・飲み物ですが、今回訪問前にインド旅行経験者にかなり脅されたので十分に注意しました。特にお水と氷、それから生野菜にはかなり気を付けました。お水は歯を磨くにしても、シャワーを浴びるにしてもなるべく口に入らないようにするのが結構大変でした。歯磨きは磨いた後の歯ブラシを思わず水道水ですすいでしまいます。慌ててペットボトルの水で洗い直しました。シャワーでも何度か思わずお湯を口に入れそうになりました。これらに気を使わなくてよい日本は本当に素晴らしいと改めて感じたのでした。

 

食べ物ですがインド料理は基本的にとても美味しいです。何でもカレー味との情報でしたが、実際は香辛料と油が多い食事なんだと思いました。まあ、それがカレーなのでしょうが、日本でイメージするカレーとはちょっと違いました。食事も南部と北部で異なる様で、辛さが違います。インドは主にヒンズー教とイスラム教が共存している地域ですので、ヒンズー教は牛が、イスラム教は豚が食べられません。なので、基本的に肉はチキンかマトンです。そこで、どのお店でも、中華料理店でも、マクドナルドでも、機内食でも、必ず「ベジ」か「ノンベジ」と聞かれます。そしてベジの場合は食材が野菜のみ、ノンベジの場合はチキンが入っていることが多かったです。

 

次回はインド料理について紹介します。