アメリカの空から(その2) | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

現地に来て一番変わったと感じたのがUberです。これまで移動にはバスなどの公共交通機関、もしくはタクシーを利用していましたが、今回は6年前には無かったUberを利用してみました。これがとても便利なのです。

 

Uberはアプリを登録して使います。アプリで現在地が位置情報で特定され、行きたい場所を住所やホテル名などで入力します。そうすると近くにいる車が検索され、その車の種類やドライバーの評価などで異なる価格が表示されます。その中から配車を選択して登録してあるクレジットカードで支払いを決定すると、その車が迎えに来てくれます。その際に車の種類、プレートナンバー、ドライバーの名前が表示されます。

 

配車を決めるとその車があと何分で来るかが表示され、さらに地図でその車の場所と到着するルートも表示されます。自分の場所もそのルート上で車を停めやすい場所などに移動もできます。ドライバーも自分たちの場所が位置情報で表示されているので、出会えないことはまずありません。

 

利用者が多くて混んでいたり、近くに車が少ないと簡単に価格が上がります。それも最安値から2~3倍に変化します。恐らくこれはAIで価格が変更されていると思われ、5分くらいで状況がコロコロ変わります。なので、高い時はしばらく待つとまた安くなることが多いです。

 

そして配車された車に乗ると、ドライバーはとにかく良く話しかけてきます。そして、現地の情報やいろいろなことを教えてくれます。彼らは少しでも高い評価が欲しいのでサービスが良いのです。支払いはすでに行っているので、目的地に着いたら車を降りておしまいです。チップは降車後にアプリで支払えます。これに慣れるとタクシーを使う気にはなれませんね。

 

それと6年前になくて今は普通に使えるのがeSIMです。海外でも何かとネットにつないで痛いですが、国際ローミングになると高額料金を請求されることがあります。そこで、少し前までは海外WiFiを飛行場で借りていましたが、今はeSIMが楽でしかも安いです。ただeSIMには電話番号が付いていないものがほとんどなので、現地で電話を掛けられませんが、ほとんど必要性もないので問題ありません。

 

日本では一部でライドシェアが始まりましたが、これが全国的に普通に使われるようになったら、タクシー業界は破滅的な状況になるだろうなと思いました。しかし、実際にアメリカでは上手く共存しているようなので、日本も良い解決方法があると良いなと思います。そして、インバウンド対策の良い解決策にもなって欲しいなと思いました。