アメリカの空から(その1) | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

今は出張でアメリカに来ています。3年に一度アメリカで開かれる「ろう付」の学会に参加するためです。この学会は開催場所が毎回異なり、今回はサウスカロライナ州のチャールストンと言う街に来ています。初めての場所で何が有名なのだろうと思いましたが、来てみるとここは全米で有数の観光地らしく、たくさんの観光客が来ています。また、ここは南北戦争が始まった歴史的な場所なのだそうです。

 

2000年に始まったこの学会に自分は第一回目から参加しています。前回はデンバーで開かれましたが、ちょうどコロナの最中でしたので参加できませんでした。なので今回は6年ぶりのアメリカと言うことになります。

 

今回の出張は計画時点から色々と考えるところがありました。それは予算です。羽田とチャールストンの航空券がどんなに安いチケットを探しても50万円以上でした。それもエコノミーの最安運賃でです。一昔前でしたらビジネスに乗れていた金額です。

 

ホテルも学会会場のホテルに宿泊すると1泊4万円。学会のほかに現地会社訪問もするため8日間滞在するので、かなり高額になります。そこで、少しでも安いホテルを探して、会場から徒歩だと30分以上かかるComfort Innに泊まることにしました。ご存じの方はこのチェーンホテルのレベルが分かると思いますが、それでも1泊27,000円くらいします。国内では東横インのヘビーユーザーの自分からすると、このクオリティでこの金額はかなり引くものがあります。

 

また、学会の参加費も上がっています。今回は3日間の学会で1,250ドル、為替を約153円で換算すると約20万円です。昼食が含まれていても、これは高額すぎるように感じますね。世界中の学会でもこんなに取られることはありませんでした。しかし、「ろう付」の世界では最も重要な学会の一つなので必要経費と考えることにしました。

 

さて、ここまででもすでにかなりの金額がかかっていますが、これから現地でも色々と支出があります。その辺りは次回に報告したいと思います。