それらの情報解禁が遅いので、まさかコロナ禍で上演自体がなくなってしまったのではないかとヤキモキしていたが、無事開幕の流れになっていて本当に良かった。
あとは本当に開幕の日を迎えるまで、何事もないことを祈るのみだ。
惜しむらくは、自分が出演出来ない代わりに他候補者を幾人か紹介させてもらっていたのだが、その全員がキャスト欄にいた訳ではないと言う点だ。
おそらくは僕と同じくスケジュール等の関係で出演出来なかったのだろうと思うが、現場として人気も箔も付く作品達であっただけに少し残念だった。
やはり、関西の俳優にとって、関東圏の作品は何かとハードルが高い。
自身のエリアであれば、数ヶ月に渡る現場だろうと、自分の別現場と平行でこなすことも出来る。
ただ、他エリアでの長期拘束は、別現場の調整を全てした上でないと成り立たない。
金銭的にも時間的にもリスクの高さがまるで違う。
ある程度それらに余裕があるか、周りの後ろ楯なくしては成り立ち得ないのだ。
かくいう僕も、金銭的な面で言えば関東圏だろうが海外作品だろうが何も厭わないのだが、どうしてもスケジュール調整が難しい場合が多い。
ともすれば1年前には年間のスケジュールが埋まってしまっているので、新たなオファーに関しては調整が難解である場合が多いのだ。
そして、それは僕と同等格の演劇人も同じであろう。
なので、キャスティング担当の皆様、良い人材の手配はなるべく早めに何卒何卒・・・
僕も自らキャスティング担当することが多くなって、実に染みています。
良い人材は、使う側、皆、狙うよ!!!
そりゃそうだ!!!
オファーは早い者勝ち!!!