ヨーコ再発見
ジョン・レノンの「ダブル・ファンタジー」を久々に聞いたら、オノ・ヨーコの曲がよいのに驚きました。
いまさらですけど。
この作品は、ジョンとヨーコの曲がほぼ交互に収録されていて、これまでは、当然のようにヨーコの曲は飛ばしてきいていたわけです。
しかし、久々に通して全部きいたら、驚きました。
メロディは、ジョンの曲が圧倒的。
歌も、そう。
そういう面では、ヨーコの曲は、まったくジョンにかなわないけど、異質さという点では、圧勝。
「Kiss,Kiss,Kiss」なんて、アヴァンギャルドというのか、最後のほうの声も異様ですごいけど、リズムに言葉をのせただけで突っ走る感じが、怖いです。
一方で、演歌のような曲もあれば、妙にきれいなバラッドみたいな曲もある。
この作品が出たのは、80年で、英米ともにニューウェーブの時代。
その影響だと思うのだけど、若い者には全く負けてない。
ビートルズのメロディックなところが好きな人は、ヨーコの曲は理解できないでしょうねぇ。
しかし、先進性が好きな人は、ヨーコもいけるでしょう。
それにしても、ジョンの曲の合間にヨーコの曲があるのは、やっぱり、違和感あります。
ちなみに、今日は、トーキングヘッズのリメインインライトを聞いた後にこのCDを聞きました。
そのせいもあるかも。
はっきりいって、ジョンの「ビューティフル・ボーイ」なんて、ちょっと、ぬるい感じで、聞いていられずに、飛ばしてしまいました。(ジョン、すまん。)
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Argybargy / SQUEEZE (1980)
Argybargy / SQUEEZE (1980)
昨年後半から、スクイーズにはまっていて、年明けに買ったレコードです。
これは、彼らのサードアルバム。やっぱり、メロディの良さが際立ちます。
それと、この、適度な勢いの良さ。行きすぎないし、もたもたしない。
ツボを抑えています。
歌はけしてうまくないと思うのですが、その、自然な感じの歌声が、らしさなのでしょう。
スクイーズは、デビュー時期などから、コステロやXTCの仲間かと思っていたのですが、それは、かなりあっていると思います。
この簡潔なポップソングは、同じ流れにあると思います。
ただ、コステロやXTCと違うのは、毒気がないこと。
たぶん、いい人たちなんだと思います。
さっぱりしすぎている。
そこが、物足りないと思う人もいるかもしれません。
が、それが、魅力なんだと思います。
アンディ・パートリッジやコステロの偏屈さや、こだわりは、人によっては暑苦しいと思うのです。
軽い?
そういうことかもしれません。でもね、このメロディですから。簡単には振り切れません。
内ジャケに写っているメンバーは笑顔です。
この笑顔は、アンディも、コステロも、絶対にないでしょう。
他のアルバムとの比較は十分にできませんが、はずれの曲はないです。
どれもアップテンポで、あっという間に終わります。
ジャケットの手抜きな感じは、時代でしょうか。
ポップアートまがいです。
タイトルのargybargyは、言い争い、とか、口論、という意味だそうです。
いろいろ書きましたが、結局、好きな作品です。
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Don't stop the world / DEAF SCHOOL (1977)
久しぶりのブログは、ディスクレビュー。
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Don't stop the world / DEAF SCHOOL (1977)
扉に挟まれた男の人の顔が、とても痛そうで、一度見たら忘れられないジャケットです。
ひねりのあるメロディに、センス良く小技がきいていて、スマートでかっこいい。
男女ボーカルなので、彩りも豊かです。
男性の、しゃがれ声と、女性のちょっと高貴な声のギャップがおもしろい。
荒い演奏は、パンクの影響でしょうか。しかし、下手なのではなく、わざと、荒くしている感じです。
できる人たちなんだと思うのですが、その、テクニックとか、頭の良さみたいなものが嫌味っぽくないところがすばらしい。
名曲と言われる「タクシー」(Tr.9)は、曲そのものは確かにかっこいいのだけど、途中、セリフが入ったりします。
ロックの曲で、途中にセリフって、かなりダサいような気がしますが、ぜんぜんそうじゃない。
ダサいとかっこいいの間のところで、ギリギリかっこいいほうに止まっている感じ。
この微妙なバランスが魅力でしょう。
ラストの「オペレーター」(Tr.10)は、アルバムのエンディングを告げるようにゴージャスなコーラスで盛り上がります。
トータルアルバムなのかもしれません。全10曲で31分強というトータルタイムも、早くて良い。
ジャケットのイメージと、リリース時期から、もっと激しい音をイメージしていたのですが、激しさよりは、スマートさを感じさせる、イキな作品でした。
「世界を止めるな」というタイトルは、やけくそ気味ですが、この音だから、いいのでしょう。パンクだったら、ダメだと思います。
アートワークも含め、かなり好きです。あたりです。
ちなみに、デフ・スクールのリーダーのクライブ・ランガーが、コステロの「パンチ・ザ・クロック」などのプロデューサーであることが縁で聞きました。
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