11/6(木)日経朝刊9面より。

これまでの選挙戦とは差別化を図った、オバマの大統領選の戦略が簡潔に述べられています。


・最大の特徴は「ネット」と「アナログ組織」の融合

⇒ネット活用で、小額献金をカードで募る

⇒携帯メール活用でボランティア募集や集会告知


・口コミ活用の動員戦略

⇒集会などに誘うために、メール転送などを全力で依頼

⇒「副大統領候補を真っ先に知らせる」という情報価値で次々とメールアドレス獲得


など。TVCM活用などは当然ですが、FacebookやYoutubeの大活用など、

時代に合ったマーケティングですばらしいです。

勝利演説でも選挙チームへの感謝のことばがしっかりありました。


オバマとその選挙チームに賞賛をおくりたいです。

そして、国内、国際政治を立て直してほしいですね。


あとは、最大の勝因は共和党ブッシュ政権だった(笑)という話が一番面白いかも。

この本でオバマ勝利の背景もわかります。


アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)/町山 智浩
¥1,050
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オバマ氏が大統領に当選しましたね。

世界恐慌や閉塞した社会環境の変革への渇望を背景にしての、ニューリーダー。

勝利演説を聞きましたが、改めてアメリカ大統領のスピーチ力、圧倒的に、
それでいて、オバマ氏の場合は、理知的に、すがすがしいや、包容性をも持った
ことばのチカラを感じました。







演説要旨はこちら

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081105-00000122-mai-int
<米大統領選>オバマ氏演説「私たちはできる」
11月5日21時4分配信 毎日新聞


 ◇米大統領選で当選した民主党候補、オバマ氏の演説要旨。

 アメリカでは、すべてが可能であることを疑い、民主主義の力に疑問を呈する人がまだいるなら、今夜がその答えだ。今度の選挙は違うと信じて、投票所に並んだ人々の列が答えだ。老いも若きも、共和党支持者も民主党支持者も、黒人も白人も、同性愛者もそうでない人も、健常者も障害者も、すべてが出した答えだ。我々はアメリカ合衆国(の一員)なのだ。

 長い道のりだった。だが今夜、今日の決戦を経てアメリカに変革が訪れた。

 この勝利は皆さんのものだ。私は最初から大統領に最も当選しそうな候補者だったわけではない。金もなかったが、労働者たちが5ドル、10ドル、20ドルと献金してくれた。極寒の日もうだるような暑さの日も見知らぬ人の家のドアをたたいて回った人々のおかげで選挙運動は力を得た。人民の、人民による、人民のための政治が滅んでいなかったと。

 我々の前には大きな仕事が待っている。(イラク、アフガンの)二つの戦争、危機に直面した地球、世紀の金融危機だ。新エネルギーを開発し、仕事を創出し、学校を建て、脅威に対処し、各国との同盟関係を修復しなければならない。

 道は長く険しい。坂は急だ。だが、私は今夜ほど希望に満ちたことはない。私は約束する。我々は一つの国民として目標に到達するのだ。

 挫折やつまずきもあろう。だが、私は皆さんに、常に正直であるつもりだ。この勝利は、変革のためのきっかけでしかない。後戻りはできない。

 今夜我々は、この国の真の力は武力ではなく、民主主義、自由、機会と不屈の希望に由来することを証明した。この選挙戦では語り継ぐべき多くの物語があった。(ジョージア州)アトランタで投票した女性もその一つだ。106歳の彼女は、かつて(女性という)性別と(黒い)肌の色の二つの理由から選挙に参加できなかった。彼女は全米が大不況の絶望に包まれ、ニューディール政策によって恐怖を克服する国を見た。彼女はアメリカがどれだけ変化できるか知っている。我々はできる。

 我々の子どもたちが来世紀を生き、私の娘がクーパーさんのように長生きすればどんな変革を目にするのだろうか。どんな進歩を成し遂げられるのだろうか。今がその使命に答えるチャンスだ。今が我々の時代だ。子供たちに機会の扉を開き、豊かさを取り戻し、アメリカンドリームを唱え、基本となる真実を確かなものにする時だ。皮肉や疑いに直面した時、「できない」と私たちに語る人がいる時、時間を超えた道理で答えるのだ。私たちはできる、と。【訳・佐藤賢二郎】

「五感刺激のブランド戦略」のマーチン・リンストロームの新刊が出た。

ブランディングとニューロサイエンスの融合でマーケティングを明らかにしていく、

「buy・ology」。


http://www.amazon.com/Buyology-Truth-Lies-About-Why/dp/0385523882/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1225617646&sr=1-1


さっそく購入。読み始めています。


考えていること、実際にやっている行動の差異や、ブランド意識、行動などを

世界的なfMRIでの大規模調査から明らかにしていく、というもの。事例豊富。


ビジネス本、人間心理の気づきの本としておもしろいです。USで売れてるようです。

一般書としてもマーケティング本としても。

ブランディングとニューロサイエンスというアプローチも、脳のネタが売れる中でとてもいい。


マーチン・リンストロームは世界各地で講演やコンサルしていて、マーケターというより、

託宣を述べる世界的グルという、評価を得ていますが、自身のマーケティングも含めて、

確かに、、、とますます感じるようになりました。いやほんとマーケティンググルだね。

タイトルもいいし。


序文は「なぜこの店で買ってしまうのか」のパコ・アンダーヒル。

綿密な調査から、真理を明らかにしていくというようなスタイルも似てます。

パコの読者なら、この本はよさそうですね。


ダイヤモンド社や博報堂あたりからの翻訳として、売れそうです。

時機もあってます。もう、きっと翻訳始まっているのでしょうかね?


こういう本を見てると、内容や手法も含めて、何か、日本独自発信で訴えたいですね。

動画やコミュニティ、モバイルでの行動と心理などは、日本発信でイケそうだ。


Fさん、Tさんどうですか一緒に(笑)


五感刺激のブランド戦略/マーチン・リンストローム
¥2,520
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なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学/パコ アンダーヒル
¥1,890
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メンバーからいい本ないですか?というリクエストあったので、何冊か紹介。


辞典と銘うっていますが、フムフムと参考になる読み物。

ビジネス説得学辞典―交渉を支配する986の戦略・理論・技法/内藤 誼人
¥2,100
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ランダムにページを開けると、「ザッツ・ノット・オールテクニック」、「手続き的公正」、

「集団極性化」、「威光」、「芳香効果」、「ロジスティック回帰モデル」・・・

などに簡潔な解説と例や出典がついている。


どこから読んでも、コミュニケーションを考えるときの、理屈やネタとしても利用できる感じです。

デザインのへそ デザインの基礎体力を上げる50の仕事術/矢野 りん
¥1,680
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デザインであり、コミュニケーションを考えるときに大切な事柄を提示している本。


Webとかネットとかに限定せず、「伝える」「質を維持する」「洗練させる」「目立たせる」

「人を動かす」「感動させる」などの、基礎的な50!の事項を解説してる本です。


矢野さんの本は読みやすい、分かりやすい。

課題とかコアの部分を熟知しているからなんだろうな、と思います。


制作の人もネット広告の人も、マーケティング畑の人も得るところいろいろあります。


知の編集術 (講談社現代新書)/松岡 正剛
¥756
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松岡正剛さんの編集術本はたくさんありますが、これは新書で「思考する」ということの


技法がたっぷりつまっていてお得(笑)。8年ほど前の本ですが、本質論で古いところなし。


ネット上のフローの情報ばかりで、考える筋肉が弱くなりがちな人にオススメ。



どの本もどこからでも読めるのがいいと思います。


「ブランド太郎さん、貸してくださいよ」じゃなくて、自分で買って読んでくださいね(笑)



ルイヴィトンのシティガイドで東京版がついにでましたね。

普通のガイド本とは一線を画す装丁や読みものスタイルが、らしい感じでいい。

書店売りでは紀伊国屋のみ、4200円。

そういえばミシュランガイドももうすぐですね。

ボジョレーヌーボーのように恒例行事になるのかな。