毎日毎日、原油高、原材料高、あらゆるものの値上げニュースが出てて


消費者心理的にも冷えるものがありますね。


ガソリンや小麦といった、消費財、耐久財の象徴のようなものの


値上がりは特にインパクトあります。


これらって、世界的にも市場経済のバリューチェーンにかかわるものなので


当然、回りまわって、広告業界にも影響ありますね。


広告費(広くコミュニケーション、マーケティング費)はどうなるのか?


まあ、増えるというわけはなく、ますます効率性を求められる


流れになるのは間違いないですね。


広告コミュニケーションが、企業活動の一要素で、「調達」「購買」と


同じ評価軸で語られる流れがますます進みそうですね。


広告費をたくさん使用し、測定にも厳しい目を持つトヨタ、花王にしても、


この環境下で材料費の原価削減の限界あり、値上げになっているのを見たりする


ますますそんな気がします。


広告業界、ネット業界は原材料業界ほどではないですが、


5年前くらいに比べると、かなり成果への説明性を求められる気がします。


ネットの利用や技術革新がここ数年でさらに進み、マーケティングダッシュボード


の普及や広告マーケットプレースなどが普及すれば、なおさら。


どのようなソリューションに値付けをするか?が問われているわけで、


請求を正当化する試みは常に先んじて続けないとならないと思っています。


ネット時代の広告コミュニケーションは参入障壁が低いので、なおさらに


価値根拠を強く打ち出さないとならないです。


広告サービス、特に媒体商品のコモディティー化が早いし、技術革新も早いし、


どれだけマーケティングアイデアで戦えるか?


時代に合った、人を動かす「コンテンツ+メディア+テクノロジー」のクリエイティビティを


創れるかなんだよな、と。


コモディティサービスでなく、エッジがあるものだろうか?と考える今日この頃。












サイバーエージェントの新しいクロスメディア型サービス。

ブログユーザーからTVCMアイデアを募り、いいものをテレビ朝日が制作・放送。

http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2008/0526_1.html


クラウド・ソーシングの分かりやすいサービス設計。

新しい、ユーザー関与感という質を加味した「新しいマスアテンション広告」ですね。


次のような点がいいと思いました。

①TVCMへの関与と放送というのがミソ。


②自分のアイデアなので、気持ちや関与=当事者意識が高まるし、

周囲の知人友人にオンライン・オフラインで伝播するだろうから、波及効果も高い。

「オレのアイデアでCM流れるんだぜ!」とか。


③リッチコンテンツや動画サービス多くなってきたものの、実はTV放送という

形式自体が希少性高く、マスリーチに優れ、一般的な関心喚起を

呼びやすく、ブログユーザーの精神的報酬は大きく高い。


※ここ本質でサイバーエージェントのサービス開発はインサイト踏まえていていいですね。


④アテンションの広がりをTVCM企画収集時、オンエア時、オンエア後の情報伝播

のように重層的に関与度が高いアテンションで設計しているとこ。


⑤参加クライアントに関与度高い、良質なユーザー接点をTVCM制作・放送の

多数のプロセスで提供していること。広告接点の付加価値創出。


⑥アメブロは著名人、芸能人ブログ1800以上。マスとの相性が非常にいい。

TV番組をネタにしたブログエントリーは数限りない。


アメブロ → マス的知名度高まってきたネットサービス。ある種、マス媒体

テレビ朝日 → やはりとてもマス媒体

リリースによれば、販売は電通とのこと。


新しい、ユーザー関与感という質を加味した新しいマスアテンション広告ですね。

昨晩は同じ会社のWebディレクターを誘い、広告系のブロガーの会合に参加。

盛り上がりました。これからの人材、組織、収益モデルについてしばし語り合い。。。


それはそれとして、いい気分の帰り道、自転車に乗って部屋に帰宅する風の

若手力士2人(幕下風)をすれ違いました。夏場所終わってリラックスした雰囲気。


2人が過ぎると、鬢付油(びんつけあぶら)の油分を含んだ、消してくどくない

自然な甘さが残りました。すごく好きだな、この匂い。


私は東京の城東地区、相撲部屋の多い地区に住んでいるので、

時折、出くわす風景ではあるのですが、すごく気分がいい瞬間。


和の甘さ、一瞬で落ち着きをもたらすような香りなんだよな、これが。

目を瞑ると、すごく、いい匂いがしばし暑い夜に残りました。その奥に官能さ。

女性が好む、というのも分かる気がする。


もっとも若手力士はジャージ姿のママチャリなので、まるっきり雰囲気ダウンですが(笑)。


相撲の醍醐味は、ちからびとが戦う姿に様々な所作、非日常の大きさ、歴史伝統、

髷、着物、鬢付油の香り、これらが合わさったブランド体験だと思ってます。


NHKのTV中継だけでは、スナップショットかつ勝敗しか見えず、ごくごく一部の体験。


日本相撲協会は、八百長疑惑や、横綱の品格云々、外国人力士数、しごきなど

問題多すぎで、ブランド価値毀損のと対応不備のショーケース。


近年、やっと地方巡業に力を入れてきたが、本場所も含め、リアル接点で、

この鬢付油の匂いを活用した、ファン開拓、ファン定着プログラムできると思う。


明らかに鬢付油の匂いは、リラックスや穏やかさ、好ましさ、時に官能の

脳波を出す力があると思います。様々な香水の力と同様に。


さすがに、一般人は普段使えませんが、使ったらすごいかも。

AXE vs 鬢付油の対決とか。


鬢付油の生産は近年大変だと聞きますが、視覚に匂いを加えた、

官能的なマーケティングを目論もうかと考えた、5月の夜。

※実は30年来の相撲ファン(幼少期の富士桜vs麒麟児などはたまらなく好きでした)。

 好角家のマーケターの方、ご連絡お待ちしています!

鬢付油(びんつけあぶら):

主に日本髪で、髪を固めたり乱れを防いだりするのに用いる固練りの油。

木蝋(もくろう)・菜種油・香料などを練ってつくる。固油(かたあぶら) (大辞泉より)


昨日、ある会合に参加して、ロック好きなネット企業の社長さんから


聞いた、私の大好きなスピッツの草野正宗さんの話。


社長は大学で教鞭をとってもいるのだが、


今から20年近く前、マサムネさんが授業を取っていたそうだ。


ある日、出欠の名前確認をしていて、親しみを込めて


「そこのバンドマン!」とマサムネさんに呼びかけたら、


マサムネさんは、「どうして分かるんですか!?」とすごく驚いたそうだ。


「そりゃ、背中にギターケース背負っているんだから、分かるよね(笑)」


というのが社長のオチ。


なんだか、イメージしているスピッツやマサムネさんと違ってほほえましい感じがしました。


武蔵野美術大学だったのですね。マサムネさんは。


スピッツ前夜くらいのなんだかちょっといい話を聞いた夜でした。

CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection/スピッツ
¥2,379
Amazon.co.jp

スーベニア/スピッツ
¥2,545
Amazon.co.jp


インターネット広告に大きな影響を与えるニュース。


日本の総PV数が減少に転じる!

昨日のニールセン・オンラインのリリースより。


『ウェブ総利用時間が前年同月比で18%増、一方で総ページビュー数は3%減に
リッチコンテンツの普及により、1 ページビューあたり滞在時間が増加』


~ニールセン・オンライン、2008 年4 月の月間インターネット利用動向調査結果を発表~
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease05232008_J.pdf


日本のネットの代表である、Yahoo! JapanのPVの鈍化は聞こえてはいましたが、

こんな日が来るとは思ってましたが、ついに来た、ですね。


単純な話、広告枠の総在庫量の減少なので、アテンションを軸とした

ディスプレイ広告にしても、検索連動広告にしても、広告商品の再構築が急務です。


ネット広告の形態、課金、様々に影響出てきますね。

テクノロジーもアドネットワークももろもろ。


広告ビジネスの道としては、

・PV総量を増やすのに、諸外国(アジアとか)により向かっていく ⇒ 新マーケット開拓

・モバイル開拓

・質的価値を追求したネット広告コミュニケーションの探求

などの可能性があります。


動きが早い業界ですが、新しいチャレンジのチャンスでもある気がします。