前回の記事に引き続き、前者後者論リターンズ。

前者Bタイプのちぃです。


  前者後者論とは…

人間は脳のOSの違いによって2種類に分けられる、というタイプ論。

基本編はこちらの記事へ。


昨日は久しぶりに、向江さんのおしゃべり会に参加しましたー。


参加メンバーは、


●後者遊泳タイプが向江さん含め2人。

●後者ブラックホールタイプが1人。

●後者脳内会議タイプが1人。

●最後の方に参加された後者スクリーンタイプが1人。

●前者Aタイプが1人。

●前者Bタイプが私を含む2人。


…だったと思います。

前者Bタイプに関するご質問がめっちゃあって、前者Aタイプとの違いも分かり、面白かったですねー。



やっぱり前者Bタイプって、人と関わり適度にアウトプットすることが必要なんだなーと改めて思いましたです。

そして回転速度も適切に。

私の場合、身体育てに取り組むことで、この辺がとてもやりやすくなりました。

あと、前者Bタイプが疎外感を持ちやすいってことも再確認。

その理由も仕組みと体感から紐解けて、これまた面白かった。



前者Bタイプって何?て方は、こちらの記事をどうぞ。

向江さんのブログより。



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さて。

前者後者論の初期に前者が言っていた「自分が無い」とは、固める反射由来の


自己の薄さ

空虚感


だったんではないか?という考察を、前の記事に書きました。

それに加えて


体感の薄さ


も挙げられると思います。

ボードゲーム盤上の自分(シミュレーションボードの自分)に比べ、現実の自分が希薄。

前の記事のコメントでむかえさんも書いてくれてた「肉体的リアル」が薄い。

「楽しい」が分からない、「気持ちいい」が分からない。

「不快」に対して過敏/鈍感な場合もありますな。

シミュレーションボードと現実の肉体。

共有フィールドと肉体を伴った現実。

「身体」はその両方ともの土台となるので、未発達の困りごとがあるなら、とっとと育てちゃうのが良いと考えています。


ちなみにこれ、あの頃の現象に今の私の知見を当てはめて考察したものであって、明確な数字は持ってないので、あくまで私の実感からくる考察です。

でもそんなに大ハズレでもないと思う。



身体と脳は何歳からでも育てられます。

私も身体育て中です〜。



ではむかえ式前者後者論の基本に立ち戻り。

前者の「自分と世界」認知は


コレ↓


矢印は相互関係を表しますが、言い換えれば

意識の向く先

でもある。あと、視線も。


ここに、私なりに「発達」の視点を加えてみる。
固める反射は胎児の反射なので、生まれる時に統合されず、大人になってもこの反射が残っている人の肌や肌感覚は、赤ちゃんのまま。
薄くて弱くて、敏感。


で、上の図で表されてる相互関係の矢印を見て欲しいんですけど、矢印って、文字通り、向かう先がやじりみたいにとんがってるじゃないですか。
赤ちゃんの肌感覚では、こちらに向かう矢印は太く強く感じやすい。
人が複数人いる場では矢印が刺さってくる感覚になりやすいんです。
人の視線が痛いとかって言うじゃないですか、リアルにあの感じ。
自分が見てる感覚よりも、自分が見られてる緊張感を、より感じやすかったりするエピソードもよく聞きますね。

周囲の

人の意識
人の視線
大きな声
真顔(笑顔じゃない顔)
物理的に距離を詰めて来られること

は、固める反射持ちさんには強い刺激に感じられやすい。
頭ではそんなこと考えてもないのに(※)、身体は常に「世界は危険だらけ」感覚なわけです。
※ただし身体の危険アラートは思考にも少なからず影響を与えます。そんなもんです。
人の矢印をナチュラル認知する前者さんにとっては、それこそ針のむしろとゆーか。


例えば、怪我したところとか、弱いところに手を伸ばされた時、相手の意図に関わらず、無意識に腰が引けたり逃げの姿勢になりません?

「ちょっ!」

てなりません?

それが四六時中起こるわけです。

相手に対する親しみ、互いの関係性なんてすっ飛ばして、身体が自動的にそうなっちゃう。

逆に、そうならないように身体を固めて耐えたり、無意識に麻痺させて感じないようにすることも。



この状態の身体だと、いちいちエネルギーを消耗するし、コミュニケーションがスムーズにいかない。

人と、コミュニティと繋がりたいのに身体が固まる、逃げる、振り払ってしまう。

身体の影響からくる疎外感、孤独感ってのは確かにあると思います。

特に前者Bタイプの固める反射持ち(私やね)の場合、行動の動機が「良かれ」「転ばぬ先の杖」なので、アウトプットした結果が他の人と噛み合わず、焦って回転数上げて空回りするとか、なおさら疎外感が強化されるし、周りとの温度差も感じられてしんどい。

てゆーかしんどかったなぁ。

今はだいぶ楽になれました。たまにやらかしますが、まぁ戻れるからヨシとしよう。



おしゃべり会でも言ってたんですよ。



この世界で起こること全てに関わるなんて無理。

全部を拾いに行かない、やれる範囲のことをやる。

私が拾わなくても他にちゃんと拾ってくれる人が居るんだと、世界を信頼しよう。



この感覚、特に前者Bタイプにはとても大切です。

前者も後者も、自身の基本仕様を活かすなら、やっぱり、まずは固める反射を統合するのが手っ取り早いと思うので、もう堂々とオススメしちゃう。

不器用さ、視野の狭さ、コミュ障、ストレス過多、新しい出来事やイレギュラー案件、予定変更への苦手意識は、性格ではないかもしれないですよ?



  身体育てにおすすめのアレコレ。


●お家で気持ちよく身体育て。

足を育ててるつもりが、波紋のように他の部位にも広がるのが面白い。

足ぷろまつり2023



●自分で足を触らことができない人には、やってあげることもできます。

私も母にやってあげたりしてますよ。

足ぷろ人にしてあげる講座

超直近では1月20日に開催。



●身体をちょっと巻き(急ぎ)で、ぐぐっと育てたい人にオススメ。

才能を開く根っこを育てる「反射の統合」と「ネガティブ感情のリリース」研修



●固める反射は人に触れられることで統合が進みます。

お近くの統合ワーカーさんを探してみて下さいな。


●統合ワークカレッジに在籍中の統合ワーカー 一覧

※統合ワークカレッジとは、梅田幸子さんの才能を開く根っこを育てる「反射の統合」と「ネガティブ感情のリリース」研修、統合ワークアドバンスなど所定の研修・WSへの参加経験のある方がその後のブラッシュアップ、などの目的で入る任意のグループです。

継続して在籍している方も、熟成期間を持つために一定期間置いて出入りしている方も、いろいろ。

なのでカレッジに在籍しない統合ワーカーさんもいます。

https://ameblo.jp/11oya/entry-12652903091.html



●全国の統合ワーカー一覧

いしはらありみさん調べ。

記事にもあるように、調査当初とは状況が変わっている場合もあるので、まずは連絡&ご確認を。

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前にこの一覧を見て、お近くの人が居なくて諦めた方も、チェックしてみて下さい。


https://ameblo.jp/hansha-no-tougou/entry-12709715936.html