
蒸し暑い日が続いています。
体力が消耗する上に、
夜も寝苦しいし、
疲労回復もなかなか困難を極める季節です。
劣悪な環境になればなるほど、
このようなネガティヴな感情や思考が起こりやすくなります。
暑さの所為にしてしまったり、
周りの環境の所為にしてしまったり、
人間は自己中心的です。
このように書いている自分ですら、
イヤになることがあります。
ネガティヴな感情や思考という表現から、
負という言葉を使うと
正確かどうかわかりませんが、
緻密に分析していくと
負の感情や思考は、
恨みや、憎悪へとたどり着く
ことが、多いでしょう。
更に負の流れを生み、
新たな負の環境を生み出す。
あまり、歓迎すべきことではないですね。
同じ物事を
違う角度から見つめると
違った見え方をするものです。
たとえば、
マグカップを上から見ると、
取っ手がついていますが、
丸くお皿みたいに見えます。
が、真横から見た場合に、
特に、取っ手が見えない角度から
見た場合に長方形に見えます。
見た角度を変えると
見えるものも全くイメージを
与えてくれます。
物の考え方も同じで、
どのように捕らえるかによって、
違ってきます。
暑い、夏の日差しの良く晴れた日、
もし、海水浴に出かけるとすれば、
天気が悪いよりは、良いほうが気持ちがいいでしょう。
あるいは、畑等の農業をしている人ならば、
水不足は心配ですが、それが無ければ、大歓迎ですよね。
やっぱり、陽に良く当たった野菜や果物は
美味しいし、栄養価も高いですよね。
雷も、怖いし、危険だし、
歓迎すべきものでは、無いかもしれません。
けれども、おコメを作っている産地などにとっては、
大切なものです。
スコールのような雨が降って、
大地が潤され、気温も少し下がり、
雷雨のあとは、気持ちいいものです。
雷はその光を
稲妻とか稲光と言うように、
稲がよく、しかも美味しく育つには、
必要なマイナスイオンをたっぷりと
放出してくれる大切な電気の光なのです。
妻のような、切っても切れない関係なのです。
そう思うと、おコメが大好きな私としては、
感謝の気持ちで一杯になります。
私達は、自然の摂理の中に
育まれ、生活をしているわけです。
都会に生活をしていると
そのような感覚は薄いかもしれません。
自然にたくさん触れると本当にいいですよね。
心も豊かになります。
海に山に野原に
出かけて見てください。
あるときに、自分は生きているのだけれど、
色々な、動物や植物などを通して
生かされているんだなと、
感じたことがありました。
そうすると、
美味しい果物をたべても、
美味しいし、うれしいし、感謝でした。
野原を走り回っても
楽しいし、身体が動く事が感謝でした。
そう思えてくると、
不思議なもので、本当に心が優しくなっていくのです。
人間は感情の生き物です。
この、優しさや、愛情がもっと心の中にあれば、
仕事一つにしてみても、
大変ではありますが、この仕事で、
少しであるかもしれませんが、
社会に貢献できている。
会社のためになっている。
家族のためになっている。
自分のためになっている。
と、その価値を見出すことが出来ると思います。
生きがいや、やりがいの中での仕事は、
ストレスにはならないのです。
むしろ、行動の力になっているのです。
ストレスをストレスと感じるのか、
生きがいと感じるかは、
本当に、その人の心が決めるところです。
自分の中に優しさを取り戻すことが出来るか。
物(森羅万象)を愛し、人を愛することが出来るか。
自分の心の中を見つめてみてください。
天使と悪魔と言ったらいいのでしょうか?
神と悪魔といったら言いのでしょうか?
明らかに2人の自分を見出すことができると思います。
どちらの自分とより仲良くなれるかによって、
考え方や、行動が違ってくると思います。
自分の本心と言うのでしょうか。良心というのでしょうか?
より、本質的な自分に真摯に向い合って見てください。
そして、自分の中の天使を大切に育てていけたら
いいですよね。
どうしても、今まで蓄積してしてきた
ストレスを解消、昇華できない場合は、
やっぱり、スポーツ、特にプール、海水浴はお勧めです。
身体を普段から動かせていない人は、
全身を使って、いつも使わない筋肉を、関節を動かし、
腱や筋を伸ばして見てください。
汗を流し、血の巡りがよくなり、
新鮮な水や酸素を取り入れて、
全身に取り入れることが出来れば、
よけいなものは老廃物や、汗や
ストレスも身体の外に出してくれることでしょう。
あるいは
普段経験できないようなことをしたり、
いろいろなところへ旅行したり、
とにかく、日常を離れることでも、
気分転換できたりするだけで、
リフレッシュできます。
ストレス解消の鍵は
自分の中にあるのではないでしょうか。
ちょっと、古いですが。
愛だよね。愛!
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