小林弘幸(アイデア売上UPコンサル・税理士) -17ページ目
経営の目指すべき方向性を
どうやって見つけたらいいので
しょうか、というご質問を受けました。

時代が激変する中で目指すべき方向性を
見付けるといっても
なかなかピンとこないのが普通でしょう。
ですから今後の経営の方向性を
どうやって設定したらいいのか
分からないって思う方は少なくないと
思います。
そもそも経営って何でしょうか??
経営はお客様の悩みを解決するものです。
もっとおいしいものを食べたいとか、
税金を払いたくないから、合法的に
節税する方法を知りたいとか、
人は幸せになるためにたくさんの
悩みや問題を抱えています。
経営とは悩みや問題を解決するために
あるのです。
悩みがニーズになり、そのニーズを
満たすための商品やサービスを
提供することで
お客様の悩みや問題を解決することが
経営です。
悩みや問題が深ければ深いほど、
それを解決できれば高い価値が
提供できるということになります。
こうしたことから、経営の目標を
設定するには、
お客様が何に悩み、何を問題と
しているのかを知る必要があります。
そこで悩みや問題点を探すときに
陥りがちなことが、
表面的な悩みや問題点を
そのままターゲットの悩みや
問題点としてとらえてしまうこと
です。
悩みや問題点を特定することは
そんなに簡単なことではありません。
時間をかけてしっかり紐解いてから
問題を特定しなければなりません。

身近な例をあげますと、たとえば
お医者さんが診察をした時に、
患者さんが頭が痛いといったとします。
ここでもし医師がすぐに頭痛薬を出した
としたらマズいですよね。
頭痛は結果として起こる症状だからです。
大事なのは根本原因を探ることです。
ですから普通は医者は問診して
頭が痛くなる原因を紐解いていきます。
すると頭痛の原因がいくつか浮かび
上がってきます。
さらに調べることで頭痛の根本原因を
特定できます。
○○だから頭痛がするという○○を
見つけ出します。
根本原因が見つかって始めて
頭痛を治すための治療を行う
のが普通です。
このように表面的な事象だけを
とらえて問題だと認識しても、
それは問題の特定にならない
ことが多いです。
問題や悩みが表面的なことが
原因であればそれほど深い悩み
にはならないでしょう。
もっと奥深くの見えないところに
隠れていることが原因で
悩んでいることが多いです。
その普通はなかなか気がつかない
悩みや問題の根本原因を
深い知識や経験で見つけ、
問題の根本原因が特定できた
ところで専門知識を使って
解決してあげるというのが
価値の高い商品でありサービス
といえるでしょう。
以上のことから、
経営の目指すべき方向性の
見つけ方は、
まずターゲットの悩みや問題点の
「根本原因」を見つけるということ
から始めるといい経営の方向性が
見つかると思います。
1つの方法としてご参考になればと
思います。

価値を生み出すのに、
現状よりはるか上の手の
届かないところに目標を
設定しなければならない
理由をご説明します。

現状よりはるか上の手の届かない
ところとは、
すなわちどうしたら目標が達成
できるのか想像がつかないような
目標です。
大きな目標ですから現状では
イメージができないくらいで
いいのです。
え??
なぜそんな目標を設定する必要が
あるのかって思いますよね!?
色々と理由はありますが、
そのうちの一つとして
自分の古い考え方を「破壊」
するためです。
人間の認識は、過去の情報に
基づいて行われます。
でもこうした過去からの延長線上
での発想では価値を生み出すことは
難しいでしょう。
なぜならばイノベーションは
過去の否定がカギを握る
からです。
過去の色んな経験や知識を否定
することはほぼ不可能に近い
といっていいくらい難しいことです。
理由は、普通は、人間の認識は
過去の記憶に基づいて行われる
からです。
その思考回路のクセは簡単には
治りません。
だから長年大切に培ってきた
過去を否定するなんて簡単に
できるわけがありません。
つまり、ステップ・バイ・ステップは
過去からだんだんとという発想
なので、
この発想ではダメなのです。
現状からの延長線上という発想で
目標を達成しようという考え方は
百害あって一利なしです。

なぜそんなに厳しいいい方をするか
といいますと、
誰しも変化は嫌だからです。
いつも同じでいたいと思うものです。
なぜなら変化にはリスクがともなう
からです。
いつもおなじ方がいいに決まっています。
これは当然の感情です。
でも変化がいちじるしい現代では
変化しなければ勝ち残れません。
なので、
過去を否定するというよりも
過去を捨てさるくらいの
意気込みが大切です。
過去から離れるには、
未来をイメージすることです。
しかもあえて現状よりはるか
上の手の届かないところを
イメージします。
すると強く未来を意識せざるを
得ませんので、
過去の記憶から発想するという
思考回路を遮断することができます。
これが価値を生み出すために、
大きな目標が必要な理由です。

今日はものごとを組合わせて
価値を創る際に、
まず必要なことは何かという話しです。

前回は既存と既存を統合して
価値を生みだすために
情報の検索力が大事ですという
お話しをさせていただきました。
ビジネスとは価値の創造である
といっても過言ではありません。
現代ではIT技術によって情報が
あり余るほどあり、
そのバラバラに存在する情報を
いかに検索して引っ張り出し、
組み合わせることによって
新たな価値を生み出しやすい
環境にあります。
では、そもそも組み合わせて
価値を創り出すために
どうしたらいいのかについて
考えてみたいと思います。
組み合わせて価値を生むことは
簡単にはできません。
簡単にはできないことだからこそ、
価値があるのです。
では組み合わせて価値を生むために
まず最初にすべきことについてお話し
しましょう。

現代はネットによって情報が無限
といっていいほど存在します。
たくさん存在するからといって
ただ組み合わせれば価値が
生まれるというわけではない
ことはいうまでもありません。
では情報を組み合わせて
価値を生むためにまず
最初にどうしたらいいのか
といいますと、
まずは達成したい目標を
決めることです。
例えばですが、多くの人が抱えて
いる問題があって、
ぜひその問題を解決したいこと
などです。
自分には本当に解決できるか
どうかわからないけれど、
是非とも解決したいという対象を
見つけます。
ですからまず情報を組み合わせて
価値を創り出すために1番初めに
行うべきことが、
達成したい目標を決めることです。
そしてこの目標はおそらく実現
できそうだな!と思うような
現実的なものではなくて、
ちょっとやそっとでは実現できそうに
ないような、人にいったら笑われる
ような大きな目標がいいです。
なぜできるだけ大きな目標が
いいかといいますと、
現状と目標との距離が離れているほど
大きなエネルギーが生まれるからです。
既存の情報を組合せて新しい価値を
創造することは、決して簡単なことでは
ありません。
ですから大きなエネルギーが必要に
なります。
例えていうならば、ゴムを両手でもって
引っ張ると、距離が遠くなるほどゴムは
エネルギーをもちます。
ゴムと同じで現状と目標との距離が離れて
いればいるほど大きなエネルギーが生まれ
ますので、
価値を創造するためにまずできるだけ
大きな目標を打ち立てましょう。

発想力やイノベーションのために、
知識を記憶する必要性があるか!?
というご質問をいただきました。

質問の具体的な内容は、
「発想力を身につけるために、
記憶する必要がある知識は
必要ですか?
ネット時代においては、
知識の暗記は必要ない
という風潮もあるように
思います。
またイノベーションは
既知のことどうしの
新しい組み合わせであると
考えると
記憶する知識は必要では
ないかと思いますがいかがで
しょうか?」
というものです。
これから劇的に時代が変化
していくといわれますので、
発想力やイノベーションという
キーワードはとても重要な意味を
もちますので、
とてもいい質問だと思います。
今年から大学受験もセンター試験
から共通テストに変わり、
記憶した知識を答える問題から、
思考力が問われるようになった
といわれています。
時代がよりいっそう思考力を
求めているという時代背景が
あるからでしょう。
ものごとを発想したりイノベーションを
起こすためには多くの知識が必要で、
その多くの知識の中からの組合わせに
よって生まれたものが新しい発想です。
組み合わせるための要素は多いに
越したことはありませんので、
できるだけ多くの知識を用意することが
望ましいことはいうまでもありません。
では知識を記憶する必要性があるかどうか
についてですが、
私の考えでは記憶する必要はない
と考えます。
その理由はよりよい発想をするためには
できるだけ多くの情報が必要ですから、
いちいち頭の中に記憶することは難しいです。
覚えたとしても100%正解な知識として
頭の中からその記憶を引き出すことは
不可能に近いです。
発想する時の情報は100%正確である
必要がありますので、
記憶で知識を保存しておくのは
得策ではないと考えます。

また、何かを発想しようと思考しながら
情報収集しているときに、
その時に見ている情報がひらめきに
必要な情報かなんてわかりません。
私も本を読みながら後ですぐに
目につくように線を引きながら
本を読みますが、
テーマによって必要な情報は
違ってきます。
ですから、知識を記憶する必要性は
ないと私は考えます。
ではどうするか!?
必要だと思った時にその情報が
引き出せるようにしておきます。
本に書いてある情報であれば
線を引いておくとか、
テキスト・データであれば
ファイルで保存しておくなどです。
紙に書かれていればスキャンして
保存しておくなどです。
いずれにしましても、
必要だと思った時にその情報が
引っ張り出せるようにしておきます。
どの端末からも検索できるように
クラウドを使うのもいいのではない
でしょうか。
ですから私は必要なのは知識の記憶
ではなく、
情報の「検索力」だと考えます。
そして
発想力を鍛えるには、何かを発想したい時に
引き出した情報を使って、
自分なりに考えを文章化することを
お奨めします。
文章にするには、そこには必ず思考が
存在します。
思考しながら文章化することで
必要な情報が何であるかも
さらにだんだん見えてきます。
思考するまでは目の前にあるものは
単なるデータにすぎません。
データにどう意味づけするかは
どういう方向で思考するかによって
変わります。
ネット時代にはブラウザの向こうに
無限のデータが存在します。
検索すれば瞬時に目の前に
データを手にすることができます。
あとはその情報をどう意味づけして、
自分のテーマに関連付けて、
思考する過程でどう組み合わせていくか
で発想力が磨かれ、
その先にイノベーションがあると思います。
最後に、質問の内容は、
発想力やイノベーションのために、
知識を記憶する必要性があるか!?
というものですが、
私は上記のことから知識を記憶する
必要はないと考えています。
みなさんはどう思いますか!?

これからの時代は、
Aiやブロックチェーンなどによって
世の中が急速に変化するといわれて
いますが、
ではどのように変化すればいいので
しょうか??

私は変化するためには
目指す方向のイメージが必要だと
思います。
でもAiやブロックチェーンなどによって
これからの時代がどのように変化するのか
なんてなかなかイメージすることはできない
のが現実です。
ではどうしたらいいのか??
正解が分からないけれども
進むべき方向性を見出すには、
未来はこうなると決めてから
進むのではなく、
模索しながら進む
ということだと思います。
考え方としては、従来のような
過去から未来をイメージする
という方法ではなく、
未来から現在をイメージする
という方法です。
どういうこと!?
と思われた方も少なくないでしょう。
苫米地英人博士は「知の教室」という本で、
人間は思考することによって過去にも現在にも
行けます。
さらに人間には未来に影響を与える能力を
持っている可能性があるといいます。
例をあげて説明しますと、
例えば、鳥がおりる場所にあらかじめ
ワナを仕掛けておけば、
鳥をつかまえることができます。
だから人間は思考することによって
未来に影響を与えることができるのです。
さらにワナを仕掛けた場所に鳥を誘導
することも可能です。
エサをまいておけばいいわけですから。

このように人間は思考することによって
未来に仕掛けをすることができます。
しかも仕掛けは1つだけという限定も
ありません。
いくつも仕掛をしておくことができます。
では次に未来への思考はどのように
行えばいいのでしょうか??
思考するには考えるための要素が
必要ですので、
情報収集が必要です。
でもちょっとした情報収集では、
Aiによってもたらされる劇的な変化
なんてなかなかイメージできません。
ではどうするかといいますと、
できる範囲でこれから役立ちそうな
情報を時間をかけて幅広く集める
ことです。
ここで重要なポイントは
「興味があること」について楽しく
情報収集することです。
そして情報がどう役立つかなどと
考えることなく収集します。
そして様々な情報を収集しながら
未来がどうなっていくのかについて
楽しみながら思考していくうち
にだんだんとイメージできるように
なっていきます。
スティーブ・ジョブズは
有名なスタンフォード大学での
スピーチで
「点と点をつなげる」ことの大切さ
を説いています。
スティーブ・ジョブズもカリグラフィーを
学んだ時は
マッキントッシュの開発に使おうなどとは
考えていなかったはずです。
このようにはじめのうちはいろんな情報は
頭の中にバラバラに存在しています。
でも楽しみながら継続して情報収集して
いくうちに点と点がつながる瞬間があります。
そうやって少しずつ未来をイメージすることで
未来が見えてきます。
未来が見えてくればその未来が本当に
そうなる可能性があるのか検証すると
同時に、
どうやって未来に仕掛けていこうかと
考えます。
これが正解が分からない時代に
進むべき方向性を見付けて
未来に仕掛けていく方法であると
考えます。


