人は何か判断するときって、
過去の記憶から判断します。
だから例えば子供が親から
勉強しなさいといわれると、
普通は「勉強は面白くない」
という記憶がありますから、
やらなくちゃいけないとは
思いつつも、
勉強は大変だし面白くないから
やりたくないと判断します。
いやだなと思うことはやりたくない
と思うのが当然です。

どうすれば子供が自ら勉強しよう!!
と思うようになるかというと、
勉強はいやだなという過去の記憶に
影響されて行動を判断するのではなく、
未来の楽しいイメージに引っ張られて
判断するようになればいいのです。
例えば○○ちゃんに好きになって
もらえるように勉強を一生懸命頑張ろう!!
とかです。
つまり、将来、自分がどうなりたいかを
何度も何度もリアルにイメージして、
絶対にそうなりたいというイメージが
持てるようになれば、
気持ち(マインド)が過去の記憶から
影響されずに、
未来のなりたいイメージに大きく影響
されるようになります。
なので、
まずは未来についてこうなりたい
というイメージをしっかり作りだす
ことが大事です。
でも、どうやったら未来のより良い
イメージを作ることができるのでしょうか!?
未来への良いイメージってどうしたら
描けるのか分からない方が意外に
多いように思います。
ルー・タイス氏の「アファメーション」
という本からその方法をお伝えします。
そこで今回はまずイメージが頭の中で
どのようにつくられるのかについて
お伝えします。
イメージが頭の中でどのようにつくられる
のかがわかれば、
どうやったらより良いイメージを作りだせる
かがわかるからです。
では自分のイメージってどのようなものか
といいますと、
自分がどんな人間で、自分に何を期待するか
について、頭の中に描かれた「絵」です。
そしてこの絵は脳の中に保存された
無数の記憶にもとづいてつくられます。
例えば、
3歳の男の子が絵を描いているところを
想像してみてください。
そしてお兄ちゃんのところにいって
「見て、見て」といいました。
するとお兄ちゃんに「ヘタだな!!」と
いわれたとします。
すると「僕は絵が下手なんだ」と思い込みます。
こう思っていると「もう絵を描きたくない」となります。
人からいわれた言葉で自分のイメージを描くように
なります。

特に影響が大きいのが親のことばです。
子供にとって親のことばは絶対的に
正しいものです。
親のことばを自分の真実だと思い込みます。
また同じように身近な家族や友人などの
ことばにも影響されます。
このようにして自己イメージがつくられます。
そしてさらに頭の中でこうしてできあがった
「自己イメージ」を繰り返し描きつづけますので、
自己イメージがますます強化されていくのです。
このようにして自己イメージができあがります。
そして人は本当の真実ではなく、
自己イメージによる自分が信じる「真実」に
従って行動します。
そして、自分は生まれつきこういう人間なのだ。
これは天性のもので、変えることなんて絶対に
できるわけがないと思い込んでいるのです。
もしネガティブな自己イメージを持ちつづけていると、
自分に自信が持てないので、
何かを始めようとしなくなります。
自分にとって価値ある目標を追いかけなくなります。
そして本当は気持ちのもちかたしだいでできるはずの
ことをしなくなったり、
簡単に達成できる目標しか設定しなくなります。
すなわち自分の能力を伸ばそうとしなくなって
しまうのです。
自分の行動は自分が意識して決めていると
思っていますが、
多くの場合には圧倒的に無意識が決めています。
つまり潜在意識は自己イメージによって
自分に語りかける言葉を信じ、
その言葉と一致するような行動をとらせようとします。
人は「言葉」の力が行動を引き起こすようにできています。
自己イメージによって自分に語りかける言葉のことを
「セルフトーク」といいます。
自己イメージによってできあがったセルフトークで
繰り返し自分に語りかけ、自分で決めていると
思いがちですが、
実は潜在意識に行動を決められています。
起こってほしくないことが現実になるのは、
潜在意識がセルフトークの内容を受け入れて、
行動をコントロールし始めるからです。
起こってほしくない事ばかり考えていると
潜在意識が起こってほしくない方向に
向かわせます。
ゴルフをはじめたばかりのゴルファーが
池を意識すると池に吸い込まれるように
ボールが飛んでいくのはそのいい例です。
過去に池にボールが飛んでいったという記憶が、
もしかしたらまた池に入るのではと潜在意識が
必要以上に池を意識させるがゆえに
結果として池にボールが飛んでいくような
スイングをしてしまうのです。
起こってほしくない事が頭をよぎると
潜在意識が起こってほしくない方向に
向かわせます。
上手になると池があっても池を意識しませんので、
ボールが池に吸い込まれることはありません。
つまりセルフトークによって自分で自分の失敗の
お膳立てをしているのです。
また自分のことではなく、他の人の悪口やあらさがしも
自分の潜在意識の中にネガティブな記憶を作りだします。
潜在意識には主語が分かりませんので、
他の人のことをいっているのに、
自分のことだと思い込んで記憶してしまうのです。
また潜在意識は冗談と本気の区別もつきません。
気を付けましょう!!
ではどうしたら自分に対するネガティブな
自己イメージをポジティブな自己イメージに
変換することができるのか!?
その方法を次回にお伝えしたいと思います。
その方法はだれにでもできる簡単なものです。
