前回は、脳は目の前にあるものを

すべて認識しているわけではなくて、

 

自分が重視しているものだけ

脳のフィルターを通して、

認識しているというお話しを

しました。

 

目の前のものであっても

認識できていないことが

あることを知っていることは

とても重要です。

 

なぜなら、

認識していないものを認識できたら、

もしかしたらそれがすごいヒント

なることがあるからです。

 

 

そのいい例が、

「失敗は成功のもと」です。

 

例えば、

ポスト・イットはもともと強力な接着剤を

作ろうとして試行錯誤していたんですが、

 

なぜかはがれやすい接着剤になって

しまいました。

 

でもあるとき、

しおりに剥がれやすい接着剤を塗れば

落ちないのではないかと思いついて、

 

ポスト・イットが誕生したのです。

 

それから、

ポテトチップスの誕生のお話しです。

 

あるアメリカの富豪が料理に文句を

いってきたので、

 

怒ったコックがいじわるして料理を

出してやろうと、ポテトを薄く切って、

 

カリカリに揚げて出したら、

なんとなんと大富豪は大喜び。

 

こうしてポテトチップスが誕生しました。

 

このように、

思いもよらないところにヒントが

かくされていることが多いもの

ですよね。

 

だからといって、

やみくもに失敗すればいいか

というとそうではないですよね。

 

 

ではどうすればいいのでしょうか!?

 

前回もお話しした通り、

脳はエネルギーをできるだけ

消耗しないために、

 

目の前の重要なものしか

認識しません。

 

ですから重要だと思っている

ことを変える必要があるのです。

 

つまり「マインドを変える」

ということです。

 

マインドが変化すれば、

昨日まで重要だと思っていた

こととは違ったことを、

今日は重要だと思うように

なりますので、

 

今まで気がつかなかったことに

気づきやすくなります。

 

では、

どうやってマインドを変えるか

といいますと、

 

目標の設定が非常に重要に

なってきます。

 

そして、

その設定した目標を

リアルにイメージします。

 

すると、

脳が重要だと判断する基準が

これまでと変わってきますので、

 

脳の情報のフィルターである

RASがオープンになって、

 

今までとは違った情報が

脳に飛び込んでくるように

なります。

 

例えば、

新しい車を買おうと決めますと

急に車のTV広告や折り込みチラシが

目につくようになります。

 

これがいわゆる視野が広がる

ということです。

 

視野を広げて考えるって

よくいわれますが、

なかなか難しいですよね。

 

でも、

脳は、目標を設定して、

その目標をリアルにイメージ

することによって

 

視野が広がって、

 

その新しい基準にとって

必要な情報に気づくように

なります。

 

このようにすれば、

時代が大きく変化しているときに

大きなチャンスに気付くことが

できます!!

 

初対面の人の第一印象は、

数秒で決まるとよくいわれます。

 

もし初対面で悪い印象ですと

挽回するのはなかなか難しい

ですよね。

 

ではそれがなぜなのかについて、

脳科学の観点からお伝えします。

 

 

第一印象についてよくでてくる、

「初頭効果」や「メラビアンの法則」」

の説明とは違います。

 

人は初めて会った人のことを、

この人はどんな人なんだろうか!?

と注意深く見ます。

 

その理由は、この人は自分にとって

危険な人ではないだろうかなどと、

警戒しているからです。

 

でも、

初対面でこの人はこういう人だ

一度認識してしまいますと、

 

その後は相手のことを注意深く

見ません。

 

それはなぜでしょうか!?

 

それは

脳がエネルギーを効率的

使うためです。

 

どういうことかといいますと、

 

もし脳が本気で能力を発揮して、

フル回転したら、

 

すぐに餓死してしまうくらい

もの凄くエネルギーを消費します。

 

脳は体の中で最もエネルギーを

必要とする器官です。

 

では脳がどうやってエネルギーの

消費を抑えるかといいますと、

 

脳は前に見たものを今日もみた

という気にさせて、

 

エネルギーの消耗をできるだけ

少なくしています。

 

つまり

脳は知ってるよと自分をダマす

のが得意なのです。

 

だから、

一度この人はこういう人だと認識されると、

次に会ったときには、エネルギーの消費を

抑えるために、

 

もう一度注意深く相手を見るようなことは

しません。

 

だから初対面の印象がそのまま

ズーっと続くのです。

 

もし初対面で悪い印象を持たれて

しまいますと、

 

次に会ったときには、脳は手抜きをして、

もう一度注意深く相手を見ようとは

しませんので、

 

印象を挽回するのはなかなか

難しいです。

 

このような脳の仕組みから、

第一印象が大事といわれるのだと、

私は考えています。

 

 

そして

脳はエネルギーの消耗をおさえるために、

重要でないと思った情報は遮断するように

できています。

 

脳は何を根拠に重要だと判断するかと

いいますと、

 

昨日まで重要だと判断していたものを

今回も重要だと判断するのです。

 

だから第一印象がよくない場合には、

次に会ったときにも、この人は重要

ではないと相手の脳が判断して、

 

存在自体を認識してもらいにくくなります。

 

だから余計、悪い印象を挽回することは

難しくなるのです。

 

このように脳には自分にとって重要な

情報だけを受け取るようなフィルター

があって、

 

重要なものだけを収集するように

情報の取捨選択を行っています。

 

このような脳のフィルターのことを

 

RAS(ラス)」といいます。

 

ですから脳は目の前にあるすべての

情報を正確にインプットしようとはぜず、

 

自分が重要だと思う情報だけを

組み合わせて認識していますので、

 

目の前にある現実世界を忠実に

そのまま認識している人は

 

1人もいないことになります。

 

つまり結果として目の前の世界は、

昨日までの自分が重要だと判断した

情報のみで成りたっているということに

なります。

 

今回は第一印象がなぜ大事なのか

ということを通じて、

 

脳のフィルター機能についてご紹介し、

 

目の前にある現実をすべて正確に

認識している人は1人もいないこと

についてお伝えしました。

 

今年の3月は個人の確定申告と、

娘と息子の引っ越しもありまして、

大忙しです。

 

ですから、しばらくブログを.お休み

していました。

 

毎年の申告期限の3月15日が

過ぎましたので、

ブログを再開したいと思います。

 

 

最近は「メモの魔力」という前田裕二氏の

本を読みました。

 

発行部数36万部を突破した

2019年最も売れたビジネス書

だそうです。

 

息子が前田裕二氏の大ファンで

本を持っていましたので、

息子から借りて読みました。

 

息子は前田裕二氏の「人生の勝算」

の方が面白かったといっていましたが、

 

確かにまだ10代の若者には

「メモの魔力」は難しい内容

かもしれません。

 

私が「メモの魔力」を読んで

まず思ったことは、

 

まだ30歳そこそこの年齢なのに、

なんと思考力が高いのだろう!!

ということです。

 

メモというと何かを忘れないために

書いておくというイメージがありますが、

 

前田氏のメモは思考そのものです。

 

前田氏の思考法の紹介といって

いいと思います。

 

ものごとを抽象化して考えたり、

本質にたどり着くまで深堀して

考えるとしています。

 

また前田氏は解決しなければ

いけない課題をたくさん抱えて

いるといいます。

 

そしてその状態を「幸運」と

とらえています。

 

まさに毎日が思考の連続で、

こうした中で課題解決のための

アイデアが発想されるのだと

思いました。

 

また、前田氏はアイデア発想には

情報のインプットの大切さも解いて

います。

 

私もこれには大賛成です。

 

一般的には、

アイデアが発想はアウトプットの

賜物と思われているふしがあります。

 

でも私はアイデア発想にはインプットが

重要なカギを握っていると考えています。

 

 

また、前田氏は本を読むさいに

木に例えるなら枝葉はさっと飛ばして

幹の部分を読みますと言っています。

 

この読み方も私の本の読み方と

同じです。

 

なぜ私が枝葉はさっと飛ばして

幹の部分を読むかといいますと、

 

課題の解決のために必要な情報を

探すために本を読んでいるからです。

 

なので、

私にとって読書は、

本をいろんな知識をえるために

読むというよりも、

 

課題を解決するための情報

を探しだしている作業になります。

 

そして後で見返した時に

情報を探しやすいように線を引き

ながら読みます。

 

また同じ本を読んでも、

解決したい課題が変われば、

重要と思われる個所が

変わります。

 

脳機能学者の苫米地英人博士は、

思考の幅を広げるために、

 

本は先入観をもたずに筆者の立場に

なって読んだ方がいいと書いてある本

もあったと思いますが、

 

私はどうしても課題解決をするために

本を読む意識が強いので、

 

本から自分に必要な情報を検索する

という方法で読んで、

 

本から拾い出した知識を吸収すると

同時に思考(アウトプット)するという

読み方をしています。

 

それは知識とは知っているだけではなく、

アイデア発想のために“活用”するため

のものであるという考え方によるものです。

 

前田裕二氏の本を読むことによって、

私自身の情報のインプットと思考(アウトプット)

の仕方について客観的に考えることができました。

 

前田裕二氏はまだ30代前半という若い年齢

にもかかわらず、

 

もの凄く深い思考力を備えていて、

今後ますます経営者として大きく成長して

いくんだろうなと感心するばかりです。

 

今年に入って、竹中平蔵教授が

ユーチューブの平チャンネルで、

 

バイデン政権になって財政支出が

大幅に増えるので、

 

これから金利が上がるだろうと

いっていました。

 

そして今日のDIAMONDオンラインの

HPの記事では、

 

野口悠紀雄教授(早稲田大学ビジネス

・ファイナンス研究センター顧問)が、

 

日本とアメリカの株価が大きく変動

しているが、

 

これは金利の上昇が影響している

としています。

 

 

そして金利が上昇している原因は

国債の大量発行が原因だとしています。

 

国債が大量に発行されている原因は、

新型コロナウイルスにより多くの会社

の売上が急激に減少していますので、

 

資金繰り支援として銀行などが緊急融資

したからです。

 

もう1つの国債の大量発行の原因は、

新型コロナの対応のために財政支出が

急増したからです。

 

国債がたくさん発行されると、なぜ金利が

上がるかといいますと、

 

国債が需要と供給の関係で、

国債がたくさん発行(供給)されますと、

国債の価格が下がりやすくなります。

 

国債の価格が下がりますと、

国債を買ってもらうために金利を

上げなければなりません。

 

ですから、安倍政権になってから

ず~っと超低金利だったのですが、

 

いよいよ金利が上がりやすくなって

いるのです。

 

私としてはかねてから心配していた

金利の上昇がついにやってくるのか!!

という思いです。

 

野口教授によりますと、アメリカ10年国債の

利回りは、新型コロナウイルスの感染の

影響もあって、2020年秋から上昇しはじめた

とのことです。

 

日本の10年国債利回りも2021年の2月に

入ってから継続的に上昇しているようです。

 

FRB(米連邦準備制度理事会)も、

日本銀行も大量に国債を購入している

にもかかわらず金利が上昇しています。

 

金利が上昇すると、株価の上昇は抑えられます

 

 

このように、新型コロナ対策で財政支出が

大幅に増え、

 

その財源は国の借金である国債でまかなわれた

ことから、

 

国債残高が急激に増え、2021年度末の普通国債残高は

990兆円になると予想されているようです。

 

このような巨額の国債が累増する中で

国債の発行を続けますと、長期金利が

さらに上昇してしまいます。

 

長期金利が上昇していきますと、

マイナス金利政策は継続することが

難しくなりますので、

 

いつか日銀はマイナス金利政策を

放棄せざるを得なくなるのではないか

ということです。

 

そうなれば、金利抑圧の重しがとれて、

長期金利は上昇するでしょう。

 

金利が上昇すれば有利な条件で

国債を発行することができなくなって、

 

日銀が国債を引き受けるようになる

可能性があります。

 

日銀が国債を引き受けることは、

法律で禁止されています。

 

国債は債券市場というマーケットで

売買されるのが本来の姿です。

 

国債が債券市場で売買されない状態、

すなわち日銀が国債を引き受けることを

禁止されている理由は、

 

日銀が国債を引き受けて政府へ資金を

供与し始めると、

 

その国の財政の節度が失われて、

日銀がどんどん通貨を発行するように

なって、

 

世の中にお金があり余るようになり、

悪性のインフレを引き起こすおそれが

あるからです。

 

そして悪性のインフレによって経済が

破壊される危険性があるのです。

 

今コロナウィルスとも戦っていますが、

同時に目に見えない悪性のインフレの

懸念が出てきたことも頭の片隅にとどめて

おくべきであると思います。

 

愛媛の労務士さんに、

「ブログいいこと書いてるねー、

気づきを促してくれる。」

 

とメッセージをいただきました。

 

気付きにつながるといって

いただけると、

 

ブログを書いていて良かったなと

思います(^^♪

 

 

今回は、どうやって利他の心で

決算書を見たらいいのか、

考えてみました。

 

利他の心から決算書の売上を

みますと、

 

利益を出すためという自利の視点

からではなく、

 

もっとお客様のために役立つこと

はないか!?

 

お客様は何に困っているのか!?

 

という視点で決算書を見ることが

できるのではないでしょうか!!

 

経費については、利他の心で

お客様のためになっている経費

かどうかと考える視点です。

 

利他の心で経営を考えますと、

アイデアが浮かんできます。

 

なぜなら前回に書きましたが、

利他の心でいると脳が活性化

するからです。

 

「私心なかりしか」

 

KDDI(au)設立時に稲盛和夫氏が

自分自身に厳しく問い続けた

ことばです。

 

理念についてと同様に、

数字に強い稲盛和夫氏

ですから、

 

きっと数字についても

私心なかりしかと

問うたのではないかと

思います。

 

 

決算書の中で金額が大きい経費

といえば代表的なのが仕入です。

 

仕入について考える場合には、

どうしてこの品物を仕入れるのか!?

 

どうしてこの仕入業者なのか、

 

単に値段が安いからとか、

要望をよく聞いてくれる業者

からというように、

 

お客様のためにというよりも

自社の都合で決めていないか

ということです。

 

外注費についても同様です。

 

時には、お客様にとって本当に

ベストなのか!?

という視点で考えることができます。

 

自利的な心で、決算書を見ていると、

利益を出すためにもっと仕入や外注費

が削減できないかという思いに駆られます。

 

でももっとお客様のために!!

 

という利他の心で考えますと、

支払金額が安ければいいという

考えは二の次になるのはない

でしょうか。

 

経費の使い方にもっと大事なもの

が見えてくると思います。

 

また、売上はどうでしょうか!?

 

売上が下がっているのは

景気のせいだ!

 

ではなく、

売上が下がったらお役立ち度が

下がっているからかな!?

 

とか、

価格競争に負けているのは

もっと顧客満足を高めるために

商品やサービスに磨きをかけよう

 

という発想になるのではないで

しょうか。

 

このように利他の心で数字をみる

ことができれば、

 

決算書で同じ数字を見ても、

数字のもつ意味合いが違ってくる

のではないでしょうか!?