昨日、ご質問をいただきました。
「なんでも人のせいにする経営者を
やる気にさせる方法を教えてください。
人のせいにしてばかりで自分で
動こうとしないんです。」
人のせいにするのはどうしてなのか、
まずそこを明らかにする必要が
ありそうですね!!
なぜ人のせいにするのか!?ですが、
そういう人は自分の能力に対する
自己評価が低いからです。
心のどこかで自分は劣っている、
自分はダメな人間だと思って
いるのです。
でも他人のせいにして少しでも
自分を上だと思いたい、、、
これが自己評価の低い人が
人のせいにしたがる理由です。
また人に不満を抱えますと、
自分の欲求を満たしたい
という脳の部位(大脳辺縁系)が
活発化して、
思考や判断をつかさどる部位
(前頭前野)の働きが抑えられて
しまいます。
その結果、
視野がせまくなって自分中心に
しか考えることができず、
「自分は絶対に悪くない」、
「悪いのはお前だ」という
思考になってしまいます。
また、
思考や判断の働きが抑えられて
いますので、
現状のなにが問題で、
どうしたらその問題を解決
できるのかという視点で
考えることができません。
つまり自分ではどうしたら
いいのかわからないので、
それを認めたくないがゆえに
人のせいにして自分を正当化
しようとしているというのが
「人のせいにしてばかりで
自分で動こうとしない」
という形で現れます。
では、こういう状況を改善するには
どうしたらいいのでしょうか!?
とはいえ、
どんな人にも少なからず
こういう感情はあります。
時として人のせいにしてしまう
という気持ちは誰しも芽生えます。
私がコーチングでこうした状況の
社長さんの気持ち(マインド)を
改善した時のはなしをしたいと
思います。
社長さんと経営の話しをしていた時に、
このスタッフはこうで、他のスタッフは
こうでと、愚痴るつもりはないんですが、
なんとなくそういう言葉が出ていました。
そこで、わたしはより具体的に
そのスタッフの話しを聞きました。
具体的にスタッフの話しを聞いていくと、
だんだんその社長さんの視点が
社長自身に向いていきました。
そして社長さんの意識が潜在意識に
入ってきました。
すると社長さんは、
「じつはどうしたらいいのか
わからないんです」
と自信なさげにいいました。
つづけて社長さんの気持ちを
深く聞いていくと、
「自分がいけないんだ」
といいました。
とても人柄のいい社長さんですが、
経営のことになるとなかなか思うように
いかないことも多く、
あのスタッフが、このスタッフがと
つい口から出てしまったのだと
思います。
でも意識が潜在意識に入って
自分を客観的に見ることができると、
自分の姿にハッとして、
それまで気付けなかったことに
気づくことができたのだと思います。
その後、もっと経営をよくするには
自分が変わらなければいけないと気づき、
自分がいたらない点を改善しようと
努力され、
そうしたら、ビックリしたことに
スタッフが自ら動いてくれるように
なりましたという社長さんがいました。
人のせいにばかりしている状況では
自分は絶対に悪くないと思っていますので、
コーチングを受けるなどして
気持ち(マインド)の変化をうながし、
行動や考え方を見直すきっかけを
つくってあげることが大切だと思います。
自分を客観的に見つめなおすことで、
その人が抱えている不満の本当の
原因に気づくことができるでしょう。
そして自分の考え方が変われば、
他人に対する行動のとらえ方が
変わってきて、
自分が変われば、
もしかしたら周囲の人たちの
行動や態度も変わっていくかも
しれません。














