発想力やイノベーションのために、
知識を記憶する必要性があるか!?
というご質問をいただきました。
質問の具体的な内容は、
「発想力を身につけるために、
記憶する必要がある知識は
必要ですか?
ネット時代においては、
知識の暗記は必要ない
という風潮もあるように
思います。
またイノベーションは
既知のことどうしの
新しい組み合わせであると
考えると
記憶する知識は必要では
ないかと思いますがいかがで
しょうか?」
というものです。
これから劇的に時代が変化
していくといわれますので、
発想力やイノベーションという
キーワードはとても重要な意味を
もちますので、
とてもいい質問だと思います。
今年から大学受験もセンター試験
から共通テストに変わり、
記憶した知識を答える問題から、
思考力が問われるようになった
といわれています。
時代がよりいっそう思考力を
求めているという時代背景が
あるからでしょう。
ものごとを発想したりイノベーションを
起こすためには多くの知識が必要で、
その多くの知識の中からの組合わせに
よって生まれたものが新しい発想です。
組み合わせるための要素は多いに
越したことはありませんので、
できるだけ多くの知識を用意することが
望ましいことはいうまでもありません。
では知識を記憶する必要性があるかどうか
についてですが、
私の考えでは記憶する必要はない
と考えます。
その理由はよりよい発想をするためには
できるだけ多くの情報が必要ですから、
いちいち頭の中に記憶することは難しいです。
覚えたとしても100%正解な知識として
頭の中からその記憶を引き出すことは
不可能に近いです。
発想する時の情報は100%正確である
必要がありますので、
記憶で知識を保存しておくのは
得策ではないと考えます。
また、何かを発想しようと思考しながら
情報収集しているときに、
その時に見ている情報がひらめきに
必要な情報かなんてわかりません。
私も本を読みながら後ですぐに
目につくように線を引きながら
本を読みますが、
テーマによって必要な情報は
違ってきます。
ですから、知識を記憶する必要性は
ないと私は考えます。
ではどうするか!?
必要だと思った時にその情報が
引き出せるようにしておきます。
本に書いてある情報であれば
線を引いておくとか、
テキスト・データであれば
ファイルで保存しておくなどです。
紙に書かれていればスキャンして
保存しておくなどです。
いずれにしましても、
必要だと思った時にその情報が
引っ張り出せるようにしておきます。
どの端末からも検索できるように
クラウドを使うのもいいのではない
でしょうか。
ですから私は必要なのは知識の記憶
ではなく、
情報の「検索力」だと考えます。
そして
発想力を鍛えるには、何かを発想したい時に
引き出した情報を使って、
自分なりに考えを文章化することを
お奨めします。
文章にするには、そこには必ず思考が
存在します。
思考しながら文章化することで
必要な情報が何であるかも
さらにだんだん見えてきます。
思考するまでは目の前にあるものは
単なるデータにすぎません。
データにどう意味づけするかは
どういう方向で思考するかによって
変わります。
ネット時代にはブラウザの向こうに
無限のデータが存在します。
検索すれば瞬時に目の前に
データを手にすることができます。
あとはその情報をどう意味づけして、
自分のテーマに関連付けて、
思考する過程でどう組み合わせていくか
で発想力が磨かれ、
その先にイノベーションがあると思います。
最後に、質問の内容は、
発想力やイノベーションのために、
知識を記憶する必要性があるか!?
というものですが、
私は上記のことから知識を記憶する
必要はないと考えています。
みなさんはどう思いますか!?


