今日は市販薬についてお話したいと思います。
毎日のようにTVのCMで頭痛薬、鎮痛薬の宣伝を見ますが、頭痛外来をしているとこれらの薬を多く飲まれている患者さんが非常に多いことを実感します。
その中でイブAかナロンエースが非常に多いです。
片頭痛の患者さんはどのタイミングで飲めば効くなど分かる方もいますが、頻回の頭痛がありそのつど市販薬を多く飲んだり、頭痛発作が怖いからといって予防的に飲んでいると薬剤乱用頭痛に進みます。
診察をしていると『頭痛がひどいのでイブAを1日6錠飲んでいます』とか、『イブAとナロンエースを2錠ずつ飲んでいる』と語る患者さんもおられます。
私の家の近くの薬局に行くと薬剤師さんの棚に頭痛薬があるのではなく普通の棚に置いてあり患者さん自身が取りやすい様になっています。
全ての薬局が普通の棚に置いてあるとは思いませんが、手軽に鎮痛薬が手に入ることで薬剤乱用頭痛の患者さんを増やしていると思います。
市販薬を飲むことは自己責任になりますが、もう少し薬剤師さんとのコミュニケーションをしてほしいと望むばかりです。