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片頭痛の治療にはトリプタン製剤を使用することが多いです。


トリプタン製剤??

片頭痛発作で悩まれている方は一度は耳にした薬と思います。


マスコミでも有名になり患者さんご自身が自ら言われることもありますが、

飲むタイミングが少々難しいです。

基本は頭痛が出現してから内服します。


もし、いい薬であるからと思い、かなり頭痛症状がひどくなるまで我慢してから使用したり

もしくは、鎮痛剤を内服してそれでもだめなら内服するなどの内服方法は頭痛症状を軽減しないので

控えるべきです。


そのもそもこのトリプタン製剤は脳の血管に作用して血管の炎症物質、拡張物質を押さえます。

そのため脳の血管が炎症を起こし拡張することを防ぎあのつらい頭痛症状を軽減します。


我慢しすぎたり、飲むタイミングを逸してしまうと頭痛症状が中々改善しません。


私は片頭痛発作の治療はトリプタン製剤を中心とした治療がよいと考えており、鎮痛剤で痛みを

ごまかすことは長期的にはよいとは思えません。



無論、薬ですので副作法もありますが、大抵は胸・首・のどの圧迫感や締め付け感などがありますが、

食道や首、胸の筋肉の収縮によって起こると考えれれており、内服後30分くらいで出現しますが、

症状は消失します。

あと、副作用として眠気やめまいなど生ずることもありますが、片頭痛発作にて眠気やけだるさ

、まためまい症状をもともともっていることもあり、副作用が強く出るようでしたら他のトリプタン製剤に

変更することがいいと思います。





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今日はライブイベントとして、net回線を使用して全国の医師と女性の頭痛に詳しい

神奈川歯科大学付属横浜クリニック 教授五十嵐先生のセミナーに行ってまいりました。


私ども専門医向けではなく、一般医師向けの公演でしたが、一般の先生方が何を知りたいか、

よく分かる公演であると供に、このブログでを見られている方々もどう対処したらよいか、

悩まれていることが多いと思いますので、私の考えと五十嵐先生の話をふまえ


女性の片頭痛の話を少ししたいと思います。


片頭痛は10代前半は男性女性とも同じくらいの比率で発症率がありますが、

10代後半になると男性よりも女性が増えてきて、20歳から40歳にかけては

男性の約3.6倍もの率で女性の片頭痛が多く見られます。


女性の人生の経過からしてみると人生のイベントが多く、


 進学、就職、結婚、生活環境の変化、出産、育児などあり生態面ではホルモンの変化

が大きくあり、頭痛要因としてんも多くの要素をもたれています。

そのほかにも遺伝的要因、季節や自然環境的要因にいより頭痛症状をきたすこともあり、

ます。

特に、女性特有の生理においては月経前症候群といわれる生理前に腰痛や腹痛、頭痛、気分不快など

様々な症状を示しますが、その月経前症候群の中、64%に月経に伴った片頭痛が認められます。


多くの女性の方は月経に伴った症状と取られ、それが片頭痛(月経関連片頭痛)であるとはとらえられずに、

ひたすら我慢される方も多いです。


月経関連片頭痛はとても強い頭痛症状であり、かつ生理以外の排卵期や生理前3日から生理4日間くらいも

出現します。(比較的に年齢を重ねてきますと生理の終わりごろに頭痛症状が出現する傾向があります。)


対処方法は、吐き気を伴うような頭痛であれば、早い段階で制嘔吐剤を内服し、頭痛症状が出現したら、トリプタン製剤を内服する。それでも頭痛が進行するようであれば鎮痛剤を内服したりして対処します。

私の場合、月経関連片頭痛の患者さんにはトリプタン製剤と鎮痛剤を同時に内服するように指導しています。



頭痛症状が1ヶ月に2回以上であり、生活に支障があるようであれば片頭痛予防薬を内服することも必要であり、その点を十分に患者さんと話治療方針を決めてまいります。


女性の片頭痛持ちの方で妊娠されたかたは多くが妊娠中は頭痛症状がそんなに出現しなかったり、

あっても軽度であったりすることを体験されたりします。

中には酷い片頭痛発作にみまわれQQ車騒ぎになることもあります。

そんな頭痛発作が出てしまった場合には胎児に影響が比較的少ないといわれている鎮痛剤を用いるか、

場合によってはトリプタン製剤を用いて治療をします。


片頭痛持ちの方は出産後3ヶ月以内に片頭痛発作が再発する可能性が高いため母乳だけではなく人工乳を

用いて赤ちゃんに栄養を与えることが必要です。


母乳だけで育てますと、もし母親が頭痛発作のたびにトリプタン製剤を内服した場合には、無論トリプタン製剤が赤ん坊に移行してしまうため人工乳で栄養を摂取できるようにしたほうが、母子供によい結果となります。


細かく言えば、1ヶ月は必ず母乳を与え、その後は人工乳と母乳を与えることがBestと私は考えています。



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薬物乱用頭痛は以前にもブログで書きましたが、鎮痛薬やトリプタン製剤により頭痛の頻度が頻回になり、

頭痛があるから鎮痛剤などを頻回に内服する。頻回に内服することにより頭痛の頻度が増す。


まさにオバケ蟻地獄オバケの様な状態になります。


薬物乱用頭痛については頭痛専門医が悩み、当事者の患者さんも大変ですが、治療する医療スタッフも

それ相応の労力を注ぎ込み治療に当てなければならない厄介な疾患です。


治療方針は

①患者さんの背景を十分に理解すること

②乱用薬物を中止すること、⇒これについては即座に中止か徐々に中止するかがありますが、私は即座に中止しなければならないと考えています。

③適切な予防薬を加える。⇒頭痛予防薬、特に薬物乱用頭痛になっている患者さんの多くは片頭痛を元来持っていることが多くそのため片頭痛予防薬をその人に合わせて内服することが非常有効です。

④難治例については他の薬剤を考与ないし代用薬も考える。

⑤原因薬物にいては精神科ないし心療内科に相談するものよしとする。


などが上げられます。

その中でももっとも大切なことは患者さんの教育と私どもの十分なコミュニケーションが非常に大切になります。

薬物乱用頭痛については医療スタッフと患者さんがより一層密になり同じ目標を持ち治療していかないと克服出来ず、drop outされる方が多いです。


ブログを見ている方で気持ちが折れそうになるかもしれませんが、まずは原因薬物を中止しましょう。

必ず光が見えてきます。





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