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今日はライブイベントとして、net回線を使用して全国の医師と女性の頭痛に詳しい

神奈川歯科大学付属横浜クリニック 教授五十嵐先生のセミナーに行ってまいりました。


私ども専門医向けではなく、一般医師向けの公演でしたが、一般の先生方が何を知りたいか、

よく分かる公演であると供に、このブログでを見られている方々もどう対処したらよいか、

悩まれていることが多いと思いますので、私の考えと五十嵐先生の話をふまえ


女性の片頭痛の話を少ししたいと思います。


片頭痛は10代前半は男性女性とも同じくらいの比率で発症率がありますが、

10代後半になると男性よりも女性が増えてきて、20歳から40歳にかけては

男性の約3.6倍もの率で女性の片頭痛が多く見られます。


女性の人生の経過からしてみると人生のイベントが多く、


 進学、就職、結婚、生活環境の変化、出産、育児などあり生態面ではホルモンの変化

が大きくあり、頭痛要因としてんも多くの要素をもたれています。

そのほかにも遺伝的要因、季節や自然環境的要因にいより頭痛症状をきたすこともあり、

ます。

特に、女性特有の生理においては月経前症候群といわれる生理前に腰痛や腹痛、頭痛、気分不快など

様々な症状を示しますが、その月経前症候群の中、64%に月経に伴った片頭痛が認められます。


多くの女性の方は月経に伴った症状と取られ、それが片頭痛(月経関連片頭痛)であるとはとらえられずに、

ひたすら我慢される方も多いです。


月経関連片頭痛はとても強い頭痛症状であり、かつ生理以外の排卵期や生理前3日から生理4日間くらいも

出現します。(比較的に年齢を重ねてきますと生理の終わりごろに頭痛症状が出現する傾向があります。)


対処方法は、吐き気を伴うような頭痛であれば、早い段階で制嘔吐剤を内服し、頭痛症状が出現したら、トリプタン製剤を内服する。それでも頭痛が進行するようであれば鎮痛剤を内服したりして対処します。

私の場合、月経関連片頭痛の患者さんにはトリプタン製剤と鎮痛剤を同時に内服するように指導しています。



頭痛症状が1ヶ月に2回以上であり、生活に支障があるようであれば片頭痛予防薬を内服することも必要であり、その点を十分に患者さんと話治療方針を決めてまいります。


女性の片頭痛持ちの方で妊娠されたかたは多くが妊娠中は頭痛症状がそんなに出現しなかったり、

あっても軽度であったりすることを体験されたりします。

中には酷い片頭痛発作にみまわれQQ車騒ぎになることもあります。

そんな頭痛発作が出てしまった場合には胎児に影響が比較的少ないといわれている鎮痛剤を用いるか、

場合によってはトリプタン製剤を用いて治療をします。


片頭痛持ちの方は出産後3ヶ月以内に片頭痛発作が再発する可能性が高いため母乳だけではなく人工乳を

用いて赤ちゃんに栄養を与えることが必要です。


母乳だけで育てますと、もし母親が頭痛発作のたびにトリプタン製剤を内服した場合には、無論トリプタン製剤が赤ん坊に移行してしまうため人工乳で栄養を摂取できるようにしたほうが、母子供によい結果となります。


細かく言えば、1ヶ月は必ず母乳を与え、その後は人工乳と母乳を与えることがBestと私は考えています。



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