脳関髄液減少症で悩まれている患者さんも多くおられ、私のところにも多くの質問、

診断に関する問い合わせがあります。



今年4月には厚生労働省が2年後の診療報酬改訂にて治療法の保険適用を検討する

と名言し、治療方法の硬膜外自家血注入(患者さんの自分の血液を脳脊髄を覆っている

膜に注入する治療法:ブラット・パッチ)を保険請求できるようにすると言い出しています。




さて、この脳脊髄液減少症は以前にもお話しましたが、非常に分からない領域で、

診断基準も2007年に脳関髄液減少症研究会が診断基準を作成ておりますが、

お国が認めたものではなくまだ改訂の必要性があります。




脳脊髄液減少症を主に診察している国際医療福祉大熱海病院篠永先生によると

これまでに約1200人の脳脊髄液減少症患者さんに対しブラット・パッチを施行したことろ、

○治療成績は著効が約3割、

○痛みが残るものの社会復帰した患者さん約4割、

○残りの3割は不変、もしくは一部の改善にとどまっているとのことでした。


ただ、この脳関髄液減少症の疾患定義や診断法に疑問を呈する専門家も多いです。

                                            (つづく・・・・)



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頭痛外来をしておりますと、どうしても多いのが薬物乱用頭痛です。


片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛など慢性の頭痛患者さんが受診される中なぜか、薬物乱用頭痛

が2割ほど受診されております。


全くの逆で、ひどい頭痛があるにもかかわらず薬嫌いで治療を受けると言うより検査だけという人も

結構多いです。(嘆)


なぜ、そんなに薬物乱用頭痛の患者さんが多いか 頭痛学会の五十嵐先生曰く、

全頭痛患者さんの約12%に薬物乱用頭痛を認め、その80%以上は元来の頭痛は片頭痛で

あったとも言われております。


では、なぜ薬物乱用頭痛に陥ってしまうか?そうならないように、

上記の五十嵐先生のお話と私の経験から幾つかのケースをお話します。


①以前から1ヶ月に数回頭痛発作があり売薬を内服していただが、痛みをとるため

  早めに鎮痛剤を内服ないし、頭痛の症状も変化してきたため不安感から規定量など関係なく

  内服し続けてしまうケース。


②月経前から月経中にかけて強い頭痛がおきそれ以外にも排卵期やストレスが加わった際に頭痛が

  生じ内服が増える。


③10歳代のころは頭痛があれば睡眠をとれば頭痛症状は改善したが、20~30際代になり

  会社のストレス、会社環境のストレス、育児、出産後の不眠などや家庭のストレスにより頭痛頻度が

  多くなりそのため早めに内服してしまうケース。


④緊張型頭痛に対し鎮痛剤を毎日内服してしまう。


⑤元々、片頭痛がありさらに腰痛、頸椎症などで鎮痛剤を毎日内服してしまっているケース。


⑥交通事故や家庭内・会社内のトラブル、精神的ストレス、手術により頭痛頻度が多

  くなり内服が増えてしまう ケース。



これらのケースから薬物乱用頭痛は


    <頭痛日数の増加や頭痛症状の変化>

    <頭痛発作の治療薬(売薬を含め)の使い方>


がkey pointになると思います。



薬物乱用頭痛に陥らないためにはしっかりと頭痛薬内服指導を受け、不安がある場合には十分な

説明を受け、予防薬や他の疾患をの因果関係もしっかりと精査しなければならないと思います。




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我々頭痛の治療をしている医師にとってまた、患者さん・ご家族にとってくも膜下出血と言う病気は

は非常に辛い病気であります。


救急外来もしくは頭痛外来をしていてくも膜下出血 の患者さんと分かると大変なことになります。


以前もお話しましたが、くも膜下出血は突然死に陥る病気でもあり、また、後遺症を残すことが多い病気でもあります。

世の中のくも膜下出血の治療をするには手術による開頭術を行い出血源に対する治療を行います。

多くは脳動脈瘤という動脈にぶどうの房のようになっているところがはじけてしまうことが多く、その

ぶどうの房に対しクリップをしてくる治療をする治療法と、脳血管内からカテーテルを用いて手術

をする方法:血管内治療と言うもので、それぞれの利点欠点がありますが、



        頭痛からの扉-IVR 脳動脈瘤

            (金沢大学医学部脳神経外科HPより抜粋)


私が診療している救急病院には

血管内治療の専門医がいます。脳血管内専門医は全国に約500名いて

活躍されております。

私から見ればまさに職人技で、とても私には出来ないです。


とくに血管の状態を常に確認しながら治療するので何時間も放射線の被曝

されてながらの治療となり、放射線から身を守るために鉛のプロテクターを身にまとい

治療しているとは言え大変な被爆うけての治療となります。


血管内治療の先生方は長時間の治療後に被爆のためか、治療後は大変疲労を訴え

ています。

そんな血管内治療専門医のおかげ安心してで救急治療が出来ます。



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