我々頭痛の治療をしている医師にとってまた、患者さん・ご家族にとってくも膜下出血と言う病気は

は非常に辛い病気であります。


救急外来もしくは頭痛外来をしていてくも膜下出血 の患者さんと分かると大変なことになります。


以前もお話しましたが、くも膜下出血は突然死に陥る病気でもあり、また、後遺症を残すことが多い病気でもあります。

世の中のくも膜下出血の治療をするには手術による開頭術を行い出血源に対する治療を行います。

多くは脳動脈瘤という動脈にぶどうの房のようになっているところがはじけてしまうことが多く、その

ぶどうの房に対しクリップをしてくる治療をする治療法と、脳血管内からカテーテルを用いて手術

をする方法:血管内治療と言うもので、それぞれの利点欠点がありますが、



        頭痛からの扉-IVR 脳動脈瘤

            (金沢大学医学部脳神経外科HPより抜粋)


私が診療している救急病院には

血管内治療の専門医がいます。脳血管内専門医は全国に約500名いて

活躍されております。

私から見ればまさに職人技で、とても私には出来ないです。


とくに血管の状態を常に確認しながら治療するので何時間も放射線の被曝

されてながらの治療となり、放射線から身を守るために鉛のプロテクターを身にまとい

治療しているとは言え大変な被爆うけての治療となります。


血管内治療の先生方は長時間の治療後に被爆のためか、治療後は大変疲労を訴え

ています。

そんな血管内治療専門医のおかげ安心してで救急治療が出来ます。



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