頑張るだけが愛情料理じゃない | 毎日HAPPY糀cooking♪糀で家族が喜ぶごはん作り

毎日HAPPY糀cooking♪糀で家族が喜ぶごはん作り

美味しい!安心!むずかしいこと一切なし!
日本糀協会副理事・糀キッチンbrace*
うえだりんこの毎日HAPPY糀cooking


冷蔵庫の野菜室をのぞいて

人参がたくさんある。

 

ああそうだ。

まだストックがあるのに間違えて買い足してしまった。




 

あれにあれとこれで常備菜とスープと付け合わせとサラダと・・・


ざっと5品は糀メニューが頭に浮かんでくる。

作るのにかかる時間も逆算できる。


それを踏まえて仕込む順番も計画する。


これで、3日は常備菜で持つから

明日からメインだけ作ればいいか。

20分あればご飯作りができるな・・・

 

うんうんと人参を見てひとり頷く。





糀に出会う前。

まだ新婚ころは

とことん「美味しい」にこだわっていた。


逆に言えば、

「美味しい」にしかこだわれなかった。

 

それから

「頑張る」ことにもこだわった。


毎日手作りすること!


メインと副菜は2品、それにスープやサラダも。

 

お惣菜なんてもってのほか!

だって家族のために手作りするのが愛情だから。

母として当たり前だから。

 

時間をかけて、一所懸命に作る。

 

体調不良や時間がなくって作れなかった日は

罪悪感で押しつぶされそうになった。

 

「お母さんなのに、

ご飯を手作りできなかった」

と。

 

美味しいご飯を作るために

料理本を開いて

レシピの材料欄の上から下までしっかり揃えて買い物をした。

 

旬の野菜や魚の事なんてよく分からなかった。

だから全ての材料をそろえることが出来ない事もあった。

 

私はレストランで働いていたけど

それは家庭で食べる料理とは程遠く

あまり役には立たなかった。

 

でもお母さんだし

一応、調理師だし・・・

 

頑張らなくちゃ!

 

それからふたりの娘を出産しました。


上手く時間を使えなくなってきて

完ぺきなご飯作り出来なくなってきてしまった。

 

夕方になると

決まってぐずり出す娘をあやしていたら

あっという間に時間は過ぎて

段取りは全て狂う。


その日のメニューは完成できなかった。

 

このまま

365日続けるのは無理だと思った。


しかも「おいしい」だけじゃダメらしい。


お母さんになると

「安心・安全・栄養」も考えて作らなきゃいけないらしい・・・

 

そうやって私は途方に暮れた。

 

意外と思われるかもしれませんが

私の結婚生活の6年間はこんな風でした。

 

●レストラン勤務経験あり

●調理師免許有り

●自称:料理大好き

 

そんな私のはずなのに

 

今思い返すと


「良いお母さんは

美味しいご飯を頑張って作る」


そんな自分自身が勝手に作り上げた

呪い」

かかっていたのかも知れません。

 

糀に出会って、

毎日のご飯作りに取り入れるようになってから

「頑張るご飯作り」が

緩やかに変わっていきました。


少しずつ、少しずつ

糀を使う頻度が増えて行きました。

 

冷蔵庫の残り物も糀を使えば立派な

「手作りおかず」

に大変身する。

 

ちょっとくらい買いすぎたって

ひとつやふたつ、レシピ通りの材料がそろわなくたって

 

頑張らなくても美味しい。

頑張れなくても美味しい。

 

今はそう思うのです。

 

「緩やかに少しずつ」


まずは簡単レシピから糀を始めてみませんか?


今、冷蔵庫の野菜室にキュウリがあれば

トントントンと2㎝幅にカットして

塩糀大さじ1と和えてみて!


30分ほど待てば

「簡単浅漬け風キュウリの塩糀漬け」

の出来上がりです。


 

糀を使うことは難しくありません。

使う材料はスーパーでも手に入るものばかりです。

 

特別な技術も経験も必要ありません。

 

日本糀協会の

「糀お料理教室」は


●手作りしたいけどお料理が苦手

●手作りしたいけど時間がない 

●ご飯作らなきゃ…そう思うと憂鬱になる

●ご飯作りはスマホでレシピを検索することから始まる


そんなママにこそ知って欲しい!


糀を使った


「頑張らない・毎日使える糀レシピ」


をお伝えしています。


次回は11月20日(火)は

糀のお料理教室@神戸岡本コージーカフェ