「初のダウン」で怪物・井上尚弥の評価は下がったのか…米メディアが明かす“ネリ戦の印象”と期待する“意外な対戦相手”
林壮一さんの記事です。
林さんの記事ではおなじみになったアダム・デルジューディスさんが井上VSネリを語ってます。
アマチュアボクサーをしながらフォトジャーナリストをしているアダム・デルジューディスさん
ダウンを喫したことで評価がどうかわるか?という所ですがアダムさんの評価は?
ボクサーの評価をどういう所でするか?というのはまぁ見る側の好みも出てくると思うんですよね。
完璧に打たせないという事を評価するのか?危機に陥った時の回避の能力、対処法を評価するのか?
今回、自分は井上がダウンを取られたことによってより一層井上の評価が上がりました。
倒された後の対処方法が素晴らしいと思ったからです。
ただ、人によっては不用意なパンチを受けるのはディフェンス能力に問題があるとかハードパンチャーとはいえ一発のパンチできれいにダウンさせられてあまり打たれ強くないのでは?
なんて評価もする人がいるのかもしれません。
確かに後出しジャンケンぽいですが
「井上は右のガードが攻撃の際、よく下がる」
的な意見を述べる記事を見かけたりもしました。
本当に打たれもろい選手だとあの一発で終わってた可能性もあるでしょうし不用意なパンチを貰ってダウンするって評価を下げる要素だとは思います。
リカルド・ロペスがロセンド・アルバレスにダウンを喫したり、ロマチェンコがリナレスにダウンさせられたりとそれまでパーフェクトと思われてきたボクサーのダウンというのは衝撃的ですよね。
でも、井上はダウン後もクールでしたし次のラウンドにはダウンを奪い返しています。
危機回避能力というのは危険を察知して危機に陥らないようにする能力ですが危機に陥ったときにどう対処するかというのは危機管理能力とでもいうんでしょうか?その管理能力の素晴らしさを確認できただけでも井上ウォッチャーはネリに感謝するべきなのかもしれません(笑)
ぜひ、アダム・デルジューディスさんの井上VSネリ戦の感想を読んでもらいたいです。