オカルト案件
怪談には多少なりとも毒素があります
閲覧には注意して下さい
では、はじめます。
こちらの続きになります
この施設が廃墟になる前になんでそうなったか推理してみた
ビデオテープを早送りすると、やたらペコペコとするので新人?みたいだ
どうやら、やり手であの手この手で其処を発展させようとアイデアを提案しようとするがうまくいかず誰も首を縦に振らない
これは人手不足だ
直感した、客が入れば困るのは従業員だ
余計ではないんだが、多くのお客さんを動員すると余計なお節介をした形になる
若者は頭を掻きむしりながらなれない手つきで右へ習えで他の従業員と同じ動作で仕事をする
時折笑顔を見せるので、決して其処にいる人達は悪い人達ではないという事が伺える
ふと、その時だった
気になる場所で目を止めた
見間違いかと目を擦る 巻き戻しをすると
なんと
髪の長い真っ黒なずぶ濡れの女のような霊体が従業員の真後ろを歩いてついていく
距離にして30センチ、いやもっと近い
急に吐き気がする 急に泥のような匂いがしてきた
どうもソレは他の従業員にはついていかず
ある波長を持った方々についていってるようだ
霊感とは、必要のない人にはまったく意味が無い
むしろ健康に過ごしたければその力の意味は皆無だ
一瞬心の隙間を見せた瞬間に奴らはやってくる
しかし、はっきり言ってそれもお構いなし、関係ないという人には悪霊は憑きたくても憑けない
それでいいのだ
悪霊?
は〜?
あんた誰?見ない顔だね
私に挨拶無しで生きてけると思ってんの?
と、それくらいでいい 奴らに耳を貸すな
今宵はそんな曲をお送りします
YouTubeよりお借りしてます
悪霊に付き纏われないコツ
それは耳を貸さない 干渉しない事です
無理して波長を合わす必要はないのです
丁寧な言い方で力になれないと伝えてもいいでしょう
いずれにせよ視えない人からするとまったく意味のわからない世界なのですから。
※この話はフィクションです、現実にある場所、人は一切関係ありません