やっと緊急事態宣言もあけて、
三島の師匠の地元での書道練成会に出席して参りました。
目的は、10/15締め切りの昇段試験に向けての作品の総仕上げ。
ここまでに、オンラインレッスンで9月から2か月にわたってみんな練習してきましたが、
こうして顔をみて、一緒にお稽古を受けるのは丸1年ぶりです。
オンラインレッスンでは、房仙先生のあり得ない発想やどんどん更新してバージョンアップされるご指導方法、
行動力の恩恵を受けて、生徒みんなこれまたあり得ないスピードで上達しています。
書道が上手くなる事も、お話をお聞きして行動の指針にしたり考え方を改めたりすることも、
オンラインで十分可能なこともだんだんと理解してきました。
今回は、距離を超えて集まり、練成会に出てみて何を思ったか、というと。
一言で言えば、やっぱり
楽しかった!
離れていても、みんな同じ師匠にご指導いただく仲間だと意識してましたが
実際に一緒に書く時間は大人の部活動みたいな一体感。
書いている時間は、一人一人自分の作品と向き合う時間。
一緒にいても、それぞれ自分のペースでやるっきゃない。
オンラインではよくご一緒しますが、肩を並べてお稽古するのは初体験の厚さんと。
厚さんはすごい集中力で黙って書いておられたので、私も!と良い集中が出来ました。
会場では、熱気むんむんの中。
思うように書けなくて、思わず飛び出すうめき声、叫び、ボヤキ、そしてため息、鼻息(笑)
静か~に書いている人を見て「もっと元気出そう!」と励ます仲間もいれば、
黙々と自分の世界で書き続ける人もいて、その全てが尊いと感じられるコロナ禍の一コマ。
コロナ対策でゆったりお稽古できるようにとのご配慮で二部屋とって下さった部屋間を、
一人一人の隣に並んで、時には手を取って、時には背中をポンっと優しくなでて、
軽やかにご指導下さる房仙先生。
秋の清々しい、、というよりは、かなり熱い午後。
まるで運動会なみに汗をかきながら、作品を書きあげました。
写真の政ちゃんは、汗がポタっと落ちてしまいせっかくの作品を滲ませた経験があって、
このようないでたちだそうです
合間のランチや、終わったあとの懇親会は、
先生の思いやりとおもてなしの真心がたくさん詰まった時間。
先生のご指導や生き方に共鳴していつも私たちを心からもてなして下さる三島のみなさんにも感謝でいっぱいです久々にお会い出来て本当に嬉しかったです。
まだ緊急事態宣言があけたばかりなので、来たくてもこれなかった仲間もいます。
早く、以前のように自分の意思さえあれば行動が規制されない世の中になることを心から祈ります。
また来月からはオンラインのお稽古に戻りますが、
書けなくてウギャ~ってなっているのは、自分だけじゃない。と今回思えたのも収穫です。
「頭で思っている通りに手が動かない、これが本当に辛くてウギャ~ってなる」という
大和さんの言葉には、書けないことへの自虐や甘えではなく、
本気で頭で思ったように「書きたい」から、ウギャ~ってなる気持ちが表れていると感じました。
モノづくりをされる方だからこそ、イメージ通りに形にならない苦しさは人一倍感じつつ、
そういう思い通りにならないところから少しずつ形になっていく喜びも肌でわかっているのだと想像します。
房仙先生のもと、書道を学ぶことで仲間同士こういう話が出来るのも、とても嬉しいです
房仙先生の素晴らしさは、どんな生徒が来たとしても、
どれほどの初心者でも、達成欲求がめちゃくちゃ高い人でも、大ベテランだとしても、
「もっとうまくなりたい」と思わせてくれて、その上を見せて下さるところがあります。
これは、道を学ぶもの、芸術の道を行くものにとっては、この上のない幸せな事だと感じます。
まだまだ道の先がある、もっと目指せる先がある、そしてその方向を指し示して指導して下さる師匠がいて下さる事、改めて有難く感じた秋の熱い一日でした。
ランチで念願の兎月園のカフェにうかがって、先生の作品の前で
早速、このブログのプロフィール写真に変更しました。
ありがとうございます。
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