アルバートドックが引退 イタリアで種牡馬に。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

2016年の七夕賞(福島競馬場)などで優勝した、アルバートドック(ALBERT DOCK=イギリス港湾都市リバプールにあるウオーターフロント地区・父 ディープインパクト 母 ゴールデンドックエー・牡 6歳 血統名・ゴールデンドックエーの2012)が、1月10日付で競走馬登録を抹消されました。

(1月10日付で競走馬登録を抹消されたのは、他に、コパノリッキー・他1頭の 計3頭に及びました。)

 

(株)G1レーシングの所有馬として、長く活躍した、アルバートドックは、2016年の菊花賞でキタサンブラックの12着に敗れた事もありました。

 

2014年のデビュー以来、アルバートドックは、18戦5勝の成績を残しており、七夕賞などで優勝するなど、活躍した北海道・白老郡・白老町の社台コーポレーション・白老ファームの生産出身馬でした。

 

2015年12月19日・阪神競馬場で行われた、リゲルステークスでは、鹿毛の馬として出走し、1 1/4馬身の差で入ったものの、アメリカ合衆国生まれのダッシングブレイズ(DASHING BLAYZ=イギリス語で威勢の良い炎という意味・父 キティンズジョイ 母 ブレイジングクリス・毛色 栗毛・馬主 (株)グリーンフィールズ・生産者 ケニー L・ラムジー&サラ K・ラムジー夫妻・所属 吉村圭司厩舎(栗東)・血統名 ブレイジングクリスの2012)に敗れ、3着に終わったこともあります。

(この時・アルバートドックは、牡・3歳で、松田 博貨(マツパク)厩舎(栗東)に所属しておりましたが、松田 博貨調教師(マツパク)の定年退職に伴う、厩舎解散の為、同じ栗東の、須貝 尚介厩舎に転厩を1回されてております。)

 

2016年9月4日に新潟競馬場で行われた、新潟記念では、アディンインザライフの2着に終わっていて、これが最後のレースとなり、以後・左前脚屈腱炎を発症して以来、休養に充てていました。

 

昨年・イタリアから種牡馬としてスタッドインしてほしいという要請のオファーがあり、それに応じた、(株)G1レーシングは、所属厩舎の須貝尚介調教師(栗東)と生産者の社台コーポレーション・白老ファーム(北海道・白老郡・白老町)と、アルバートドックの今後の対応について、協議した結果、牡・6歳の馬になっていて、来年は牡・7歳馬になる事と、左前脚屈腱炎の状態が思わしくない事から、現役続行は困難という事で、引退を決め、須貝尚介調教師(栗東)は、1月10日に同日付でアルバートドックの登録抹消願を、日本中央競馬会・関西広報室(大阪市・中央区)を通じて、日本中央競馬会・本部(東京都・港区)に提出し、受理されました。

 

アルバートドックは、今後・イタリアで種牡馬生活送ることも決まっていて、出国検疫検査を受けた後、飛行機でイタリアへ渡航するとの事です。

(追記)

アルバートドックは、2018年の種牡馬シーズンから、イタリアのAllavamento Di Besnate(ベスナーテ牧場)で新種牡馬として繋養生活を送ることになり、1月15日まで追分・リリーバレーファームで出国検疫検査を受けた後、1月16日・新東京国際空港(千葉県・成田市)発の飛行機で名残惜しい日本を後に渡航し、1月17日(日本時間・1月18日)・繋養先のAllavamento Di Besnate(ベスナーテ牧場)に到着、着地検査を受けた後、種牡馬厩舎に入りました。

 

北海道・白老郡・白老町の生産馬で、18戦5勝の成績を残した、アルバートドックが、イタリア共和国で種牡馬として繋養生活での新たな活躍を期待したいと想い、願っております。