アップルの新AIで波乱 イーロン・マスク氏が激怒!! | 夢老い人の呟き

夢老い人の呟き

願い望むは願望  夢は寝てみるもの 儚く叶わぬもの
  人に夢と書き儚  夢に人と書き夢人 
    夢と人の中に老いが入り夢老い人  儚く老いる独り言

世は正にAIの時代。

先進企業アップルもAIを開発しSiriなどに活用してはいますが、AIの開発ではOpen AIなどのAI企業に後れをとってしまいました。

 

自社開発を諦めたアップルはOpen AIと連携し、ChatGPTもApple Deviceで使用できる「アップル・インテリジェンス」を発表しました。

 

 

これに対しイーロン・マスク氏は「アップルは独自のAIを作るほど賢くないのに、OpenAIがユーザーのセキュリティとプライバシーを確実に守ってくれるというのは、明らかにばかげている」とコメント。

OpenAIによるユーザーデータの取扱いが不透明であり、「アップルはユーザーを裏切っている」と非難しました。

 

 

■イーロン・マスク氏アップルの発表に激怒

 

2024年6月11日Bloomberg

マスク氏、アップル製品禁止へ-オープンAIをOS組み入れなら 

  資産家イーロン・マスク氏は、アップル基本ソフト(OS)レベルでオープンAIの人工知能(AI)ソフトウエアを組み入れれば、同社製機器を自社から締め出すと述べた。

 

  マスク氏の発言は、アップルが10日に行ったプレゼンテーションで、デジタルアシスタント「Siri」を通じ、ユーザーがオープンAIのチャットボット「ChatGPT」にアクセスできるようになると発表したことを受けたものだ。アップルはこの機能を年内に新しいAI機能の一部として展開する予定。

 

  マスク氏はオープンAIの共同設立者だが、同社とは対立していた。

 

  マスク氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「アップルがOSレベルでオープンAIを組み入れれば、アップル製品は私の会社で使用禁止になるだろう。容認できないセキュリティー違反だ」とコメントした。

 

  同氏は電気自動車(EV)メーカーのテスラと宇宙開発企業スペースXの経営者で、独自のチャットボット「Grok」を手掛けるAIスタートアップ企業xAIも率いている。自社への「訪問者は入り口でアップル製品を預ける必要が生じる」と述べ、電磁気を遮断する装置に保管されることになると付け加えた

  アップルはコメント要請にすぐには返答しなかった。

 

  同社はプレゼンテーションで、「ChatGPTの統合」が年内に「iPhone」と「iPad」、「Mac」用のOSで実現すると説明。しかし、ユーザーのデータが追跡されることはなく、他の予防措置があるとした。

 

  同機能に関する発表資料は、「Siriの中でChatGPTにアクセスする際には、プライバシー保護機能が組み込まれている。リクエストはオープンAIによって保存されず、ユーザーのIPアドレスは隠される」としている。

 

  さらにマスク氏は10日の投稿で、アップルが独自のAIを開発できず「あなたのデータをオープンAIに渡した後に実際に何が起こるのか全く分かっていない」と皮肉った。

 

 

ツイッターをクリックして関連するコメンも表示させてご覧ください。

 

 

 

 

イーロン・マスク氏はテスラ社自体もAIの開発を行うし、Open AIの共同設立者でもあり、また自身もAI企業「xAI」を設立し、AIには深く関わっていますが、AIの危険性も強く意識しています。

 

 

しかしテスラ車は走るコンピューターのようなもの。

車両のキーやデータのインプットやコマンドにもスマホを使いますので、もし車両に対しての使用も禁止となればユーザーへの影響も大きそうです。

 

そのためか昨日はアップルとテスラは共に株価は下落しましたが、なぜマスク氏はこれほど強く危機感を持ち強硬な姿勢なのか?

多分この動画の35秒からに述べられているようなことではないかと思いますが、iPhoneユーザーの情報やプライバシーがオープンなインターネット空間に拡散してしまう危険性を内包しているということではないかと思います。

 

動画の35秒からご視聴ください。

 

 

 

■AIは悪魔を召喚するかもしれない

 

以前から「AIは悪魔を召喚するかもしれない」と危険性を訴えていたマスクさん。

YouTubeの設定から日本語字幕を表示させてご覧ください。

 

 

 

今はまだAIの黎明期かもしれません。

これからAIが人間の良きパートナーとなるか、はたまたDemonを召喚してしまうか?

必要な歯止めをしっかりかけてゆかないとAIが人類を滅ぼすというゆなことになるかもしれません。