灰の水曜日、四旬節、ホーリーウィーク、復活祭 | 夢老い人の呟き

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先週の水曜日はカトリックにとってはバレンタインディよりも大切な「灰の水曜日:ASH WEDNESDAY」、そして今は復活祭の前の悔い改めの四旬節。

昨日は教会のミサに行ってきました。

 

 

灰の水曜日は復活祭の前の悔い改めの四旬節の初日で、教会で礼拝中に司祭から灰(悔い改めのシンボル)を額につけてもらうのですが、司祭は祈りながら信者の額に灰で十字を描きます。

 

しかし私はあいにく病院のベッドの上で点滴中に、神父さんらしき人がやってきて額に灰で十字を書いてくれました。

  • 「灰」は、「わたしは塵と灰の上に伏し、自分を退け、悔い改めます」(ヨブ42:6)というように、聖書では「悔い改め」のシンボルです。
  • 灰は通常、前年の「枝の主日」(イースターの前の日曜:イエスがエルサレムに入城した日)の礼拝で使われたシュロを燃やしてできたものが使われるそうです。

 

 

四旬節(英語:LENT、タガログ語: Kuwaresma )は、イエスが公の牧会(Public ministry)を始める前に砂漠で一人きりになって、40日間祈りと断食をしたことに倣う復活の祭儀の準備期間です

  • 四旬節では伝統的に食事の節制祝宴の自粛が行われ、祈り、断食、慈善の3点を通じた悔い改めの期間です。
  • 四旬節は灰の水曜日から始まり、復活祭の前日である聖土曜日(Black Saturday)までの期間で、最後の週は聖週間(受難週、ホーリーウィーク)となります。
  • 四旬とは40日ですが6回の日曜日を含まないため、「灰の水曜日」は日曜日を含むと復活祭の46日前の水曜日となります。

 

ということで今年は3月24日からホーリーウィーク、31日が復活祭(イースター)となります。

 

なお復活祭は「春分の後の満月の次の日曜日」ですが、春分は3月20日、満月は25日です。