新年おめでとうございます。
昨年は暗い出来事の多い年でしたが、今年は良き年となるよう祈ります。
温暖化(最近は灼熱化などとも言われます)も少子化も貧困も、政治の腐敗も壷との癒着も、ウクライナもガザも解決できるか否か疑問ですが、少しでも良い方向に向かってくれることを願います。
とりあえず身近なところでは「円‐ペソ」レートが回復して以前のように1万円が4800ペソとか5000ペソに、せめて4500ペソくらいになって欲しいと思いますが、これは米ドル下落だけでは駄目で今年も難しいかと思います。
というのは「ドル‐円」レートが変動する時は同時に「ペソ‐ドル」レートも変動します。
ですから米国が利下げして「ドル-円」レートが下がっても同時に「ペソ‐ドル」レートも下がりますが、考え方としては円をドルに替え、ドルをペソに替えるようなものだと考えれば良いでしょう。
従ってドル下落だけではあまり「円‐ペソ」レートは回復しません。
アジア最弱といわれる円がフィリピンペソやタイバーツやマレーシアリンギットに対して値上がりするためには米ドル下落に頼るだけでは駄目で、日本円の価値が上昇する何らかの要因が必要ということになります。
取りあえずはマイナス金利政策廃止、金融緩和縮小など日銀の政策に期待するしかなさそうです。
一部の人たちに人気の国債をどんどん発行しろ、紙幣をどんどん刷れとの反緊縮・積極財政も、これまた円の価値を毀損させそうなので止めて欲しいですが、今年も「円-ペソ」レート回復はあまり期待出来なさそうです。
ということで今年も私の収入は増えそうに在りませんが、この齢になれば生きてるだけで儲けもの、介護の心配をしなくて良いだけ幸せといえるでしょう。
そうそう、年末にぎりぎりで交換が終わった定吐出圧インバーター駆動のウォーターポンプですが、苦労した甲斐があり結果は大満足です。
まだこちらでは一般にあまり知られていない方式ですが、技術の進歩は凄いと感じました。
水ひとつとっても日本と違って水圧は弱いし水質も悪く、自分で手を加えないと住みやすい環境は作れません。
そのための工夫が必要ですが、それもまた生きてゆく上での楽しさとなっています。