日向灘地震と「九州パラオ海嶺」と「沖の鳥島」 その1 | 夢老い人の呟き

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本日午前1時08分ごろ、日向灘でM6.6、最大深度5強の地震が発生しました。

位置:  北緯 32.7度 、 東経 132.1度    震源深さ:約50㎞

M6.8以上の場合、次の内容の「南海トラフ臨時情報」が発表されますが、今回はM6.6なので対象外です。

  • 南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、その現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合
  • 観測された異常な現象の調査結果を発表する場合

なおマグニチュードは地震のエネルギーを表す単位で、Mが1増えると、地震のエネルギーは約32倍になります。

M6.8はM6.6の2倍以上のエネルギーとなります。

 

南海トラフ地震との関連については分かりませんが、今後の情報に注意すると共に余震にお備えください。

またインターネットにはデマ情報や危機感を煽るような情報も増えると思いますので、冷静に確認する必要があると思います。

 

 

なお日向灘は九州沖から沖ノ鳥島を通りパラオ島の辺りまで続く、全長3000㎞の九州パラオ海嶺がユーラシアプレート下に潜り込んだ上にあたり、そのために地震が多いようです。

出典:用語解説 九州パラオ海嶺

 

また“地震本部 九州パラオ海嶺”によると、 九州・パラオ海嶺を境界にプレートの構造が異なっていることなどより、九州パラオ海嶺が南海トラフで起きる最大クラスの地震の西端になる可能性があると評価 されています。

 

 

日向灘地震と「九州パラオ海嶺」と「沖の鳥島」その2「九州パラオ海嶺」

に続く