当ブログではこれまでに二度、ファイザーのワクチンのアレルギー反応(アナフィラキシー)について、ポリエチレングリコール(PEG)が原因の可能性があることを紹介してきました。
12月13日
12月18日
ようやく一般のメディアでも取り上げられましたが、少々突っ込み不足でポリエチレングリコールがどのような目的で使用されているか、また他の医薬品との関連等、触れられておりませんので、当ブログの上記記事をお読みいただければと思います。
ニュース記事では触れられていませんが、ファイザー、モデルナ以外にもmRNAワクチンは何社も開発中です。そしてそれらは同様にアナフィラキシー症状を引き起こす可能性があります。
しかし、これまで薬物でアレルギーを起こした経験がある人も、ポリエチレングリコール(PEG)がアレルゲンとして特定されてはいないのではないかと思います。
さらに、これまでPEGに対してアレルギーが無かった人も、(例えばある日突然発症する花粉症のように)PEGの摂取が増えて初めて発症する可能性もあると思います。
社会のニーズとしては、新型コロナルス感染症を終息させるためには、極力ワクチンの接種率を高める必要がありますが、mRNAワクチン接種を行う際には、そのうちの何人かはアナフィラキシー症状を起こす可能性があることを前提に、速やかに対応して治療できるようにしておく必要があると思います。
NHKニュースについてはこちらをお読みください。
引用終了 以下引用
アメリカのCDC=疾病対策センターは、製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンをアメリカで接種した人のうち6人が、接種後に激しいアレルギー症状を示したことを明らかにしました。FDA=食品医薬品局は、ワクチンに含まれている物質が関係している可能性もあるとして調査する考えを示しました。
CDCは19日、専門家の委員会を開き、ワクチンの接種状況などについて検討しました。
この中でCDCは、ファイザーなどが開発し、アメリカで14日から接種が始まったワクチンについて、19日までに27万人以上が1回目の接種を受けたとしたうえで、18日までに接種を受けた人のうち6人が、激しいアレルギー反応である「アナフィラキシー」の症状を示したという報告を受けたことを明らかにしました。
6人のうち1人は、過去に別の病気のワクチンでも同じ症状が出たことがあるものの、ほかの5人は今のところ、このような症状が過去に出たことはないとみられるということです。
アレルギー症状の報告が複数出ていることを受けて、FDAは18日の会見で、ワクチンに含まれる「ポリエチレングリコール」という物質が関係している可能性もあるとして調査する考えを示しました。
一方、19日のCDCの専門家委員会では、18日にFDAが緊急使用の許可を出したアメリカの製薬会社モデルナが開発したワクチンについても、18歳以上への接種を推奨するとする意見をまとめました。